戻らないから
戻らないから
前へ歩くしかない
後ろ歩きは苦手だから
目的に向かい進む
必要な事柄のために
一歩一歩進む
足が痛むかもしれない
かばいながら行く
決してエンドレスではない世界だけれども
エンドレスの時間までは歩く
引きずりながら
かばいながら
歩く
それが人間の姿だから
歩く道中には
喜怒哀楽があり
軽やかな足取りだったり
足取りを止めたり
それでも前へと
進む
この身が許してくれる限りは
歩く
晴れの日も
曇りの日も
雨の日も
雪の日も
自らの意志で
歩いて行こうか
この与えられたら
自分の空間のために 進むよ