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鞄の底

作者: やちまた

世の中には沢山の鞄がある。

例えばランドセル。小学生が使っている。

例えばリュックサック。登山家の必需品だ。

他にもいろんな鞄がある。

さて、ではここでこんな質問をしよう。

あなたは今、一つの鞄を持っている。

鞄の中には何も入っていない。

少し寂しくなったあなたは、中に何かを入れたくなる。

でも周りには何もない。

そんな時、あなたならどうする?


分からない?まぁそうか。

でもね、僕はこの質問にはっきりと答えられるよ?

僕なら、何も入れられない鞄なんて要らない。

多分ボロボロに引き裂いちゃうよ。


え?つまり何が言いたいかって?

そうだな…まぁ強いていうならば、


鞄は心の写し鏡で、底はみんなどす黒く汚れてるって事かな。

僕もそんな汚くて、何も入ってない鞄を持ってたんだ。

だから今日。

捨てに行くんだ。鞄も、それを持ってた僕も。


さようなら。


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