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再会

改稿中につき、少しずつ補正しています、まだ途中ですが、温かい目で見守って下さい(+_+)

 仕事が終わり金曜の夜、お洒落なダイニングバーに向かっていた。店の名前は『ポーラスター』という。定期演奏会の打ち上げや団員のバースデーを祝うとき必ず使っている馴染みの店だ。

 大学を卒業してからは、同窓会がわりに数年に一回ちょっとした大きな飲み会を開いているようだったが、今まで仕事の都合や用事で行けていなかった。

 昔の仲間に会うのは心を弾ませる。優輔が来ていて、再会することになるかもしれない。心配はあったが、変わらず素敵な彼であって欲しいと密かに願う。

 

 教授と選んだ、空色のハイヒールは足にすっかり馴染んでいた。それはレースが重なった淡いクリーム色のドレスにとても映えた。

 出会った頃のことを思い出して、胸がいっぱいになる。あの頃と教授と私の関係は確かに変わったかもしれない。近くなったようで、遠くなった気がする。

 

 ポーラスターに無事到着。店の前で唯が待ってくれていた。彼女は髪をアップにしてワインレッドのドレスを着こなしていた。彼女は学生時代からモテた。引っ込み思案な私とは対照的に、明るくはきはきしゃべる社交的な人物だった。正反対の二人だが、馬が合った。連絡を頻繁に取らなくても昔に戻れる貴重な友人だ。


「真由美、久しぶり。おお、何だか感じが変わったね。もちろんいい方向にね、運命の出会いでもあった?」

「そんな、私は地味だし肌も衰えるばかりだし。いい出会いなんてあるわけないよ」

 と一度は否定してみる。唯は、悪戯っ子のような表情で追及してきた。


「絶対に綺麗になったよ。めかしているからだけじゃなくて、内側から輝いてる気がするの。表情も明るくなって。優輔と別れたと聞いて心配していたけど、次の恋が見付かったのかな」

 唯に隠し事は出来そうにない。私は説明出来る範囲でヒギンズ教授の存在を伝えた。彼女は笑顔で、

「真由美を変える出会いか。実るかは分からないけど貴方が輝くなら私は応援するよ」

 と言ってくれた。今まで誰にも教授の存在は伝えていなかったので、親友に話せたことで気持ちが楽になった。

「さぁ、パーティの開始だよ。みんな貴方の変貌ぶりにびっくりすると思う。真由美は自分のことを過少評価し過ぎなんだから。今宵は浮世の憂さを晴らすのだ」

 相変わらずの親友のようすに、私もオケの同窓会を楽しもうと心から思っていた。


 扉を開けると、そこには年を経て更に味が増した素敵な仲間がいた。旧友の顔をみて懐かしく感じながらも、優輔を探して目を泳がせる自分がいる。

 彼は、どうしているだろう? 一目顔だけでも見たかった。情けないと思っていたとき、後ろからトントンと肩を叩かれた。振り返るとそこには別れた恋人、優輔が立っていた。

 


 


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