魔王がハンバーグとステーキの店を始めました さてどんなメニューが飛び出すか(1)
魔王コモドゥス。魔界の魔王たちの中でも、コモドゥスは序列4位の魔王であった。
しかし勇者たちに倒され、気がついたら人間界に飛ばされていた。
最初はコンビニに飛ばされ、コンビニ店員として働いていた。
そこで目の当たりにしたのが、消費期限の日にちを日付が変わって数秒から数十秒過ぎると、もうその時点で廃棄処分になるという、いわゆる『食品ロス』の問題だった。
コンビニ店員の魔王コモドゥスは、そこから密かに消費期限が数十秒切れたハンバーグ弁当を持ち出し、密かに食べていた。
何のことはない、実は店長も他の店員たちもみんな、バレなければいいといいながら、実はバレていると知りながら、みんなそうして消費期限が切れた弁当などを食べていたのだった。
人間界に来た以上は、世を忍ぶ仮の名前を名乗らなければならない。
そこで魔王コモドゥスは、
古茂渡宇主と名乗ることにした。
名字が古茂渡で、名前が宇主だ。
コンビニ店員として働きながら、古茂渡は思った。
あのハンバーグ弁当の味がどうしても忘れられず、また食べたいと思ってしまう。
どうせなら、自分でハンバーグやステーキの店をやってみたいと考え始めていた。
そして、店の名前も決めていた。その名前はというと…。
『魔王のハンバーグ&ステーキ』という店名だ。
そのまんまやね!と思うが、この名前に決めていた。
そして、『食品ロスをなるべく出さない店』というコンセプトも掲げることにしたが、果たしてこちらは…?




