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地上に降りた魔王たちの出会い【ファシリティ目線】

私は魔王の序列第20番目の魔王ファシリティだ。


私は人間界で、アイドルグループのプロデュースに着手している。


まずはその詳細から話そう。




魔王ファシリティは、魔界の第20エリアを統治する魔王。


この魔界には第1エリアから第200エリアまであり、魔王ファシリティはそのうちの第20エリアを統治するよう、全ての魔王たちの頂点に立つ、大魔王クリストファー・ネビルから指示されている。


とはいっても、特にやることもなく、退屈な日々を送っていた。


大魔王クリストファー・ネビルといっても、実際には顔も見たことがない。


魔王にも序列があって、上位10名以外は、大魔王クリストファー・ネビルの顔を直接拝むことは無い。


魔王なのに、魔王は魔族のなかで一番えらいはずなのに、なんで魔王の上にさらに大魔王がいるんだ!?


一方で序列3位のベルゼブルと、序列4位のコモドゥスが、それぞれ勇者によって倒されて人間界に飛ばされ、

コモドゥスはコンビニ店員、ベルゼブルはファミレス店員として働かされる羽目になってしまったという情報も、既に入ってきていた。


魔王ファシリティは、退屈しのぎと称して、(めかけ)となる喜び組のアイドルグループをつくることにした。


もちろん、総合プロデューサーは、魔王ファシリティだ。


「アイドルグループは何も人間でなくともよい。

そうだ、ネコ耳族とか、あるいは魔族の女、鬼族の女とかもいいな。

年頃の、イキのいい少女であれば、代わりはそれこそオーディションの応募者の数だけいる。」


しかし最近気がついたことだが、アイドルグループは、ただ単に人数ばかり多くても、

誰が誰やらわからないような状況で、目玉になるメンバーがいなければ、

それこそ、『張り子の虎』ということになってしまうし、

逆に特定のメンバーたちだけでやってても、そのメンバーたちの年齢が上がっていってしまったら、結局いつかは解散せざるをえないということになってしまうので、注意が必要だとのこと。


それに、種族によって寿命が違うようだから、たとえば悪魔族などは、それこそ何百年、殺されない限り生き続けるうえ、見た目も年老いることなく若々しくいられるのだから、どうせなら悪魔族で統一するか、ということを考えた。


もう1つ、種族によって体の大きさも違うな。


たとえば小人族と巨人族が同じグループでやれるのか?という話。


どう考えても、小人族は小人族、巨人族は巨人族でユニットを組んだ方がよさそうだ。


ちなみに魔王ファシリティの大きさは、普通の人間と同じくらいだが、その魔術によって体の大きさを大きくしたり、小さくしたりできるという。


そして、魔王ファシリティプロデュース!


異種族コラボアイドルグループ第1弾は!?


『ピクシー&リトルマンズ』


妖精ピクシーと小人族の少女たちがメンバーのアイドルグループだ。


「まずはこのグループを売り出していくぞ!」


アイドルグループを売り出すという野望を秘め、一路、人間界へと向かう魔王ファシリティだった。


正直な話、魔界ではウケるかもしれないが、果たしてこれが人間界でもウケるのか?という疑問はあったのだが…。


まあ、やるだけやってみるかと、ファシリティは考えていた。


そしてこのアイドルグループの専用劇場の場所も既に確保していた。



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