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詩人への道  作者: 天然ヘイタン
5/5

あの人

詩は書いたけど、いやーキツいっす

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ふと、見た

夏の

わざとらしく雲がいなくて、そして青い、

そんな空。


そこにあった違和感は虹色で

空で曲がり、一つの門をつくる。


それを見ながら僕は

夏の太陽のように明るい笑顔をした

あの人を思い浮かべた。


虹の門、くぐらせないのは

君のよう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





…自室にて、それは完成した。


今日あの人に、絶対詩を持ってくるように、

と言われた。


家に帰ってすぐ考えたのだが、人に見せるとなると緊張感で一杯で、

気づけば深夜。


なんとか詩は完成した。


詩の中とは真逆の暗い空が緊張感を煽った。

今日は寝られるだろうか…










朝。あいにく寝れず。


準備をし、学校へ。


教室へ入ると、そこには6人ほどしか

人がいなかった。



時計を見て、

随分早い時間に来ていたことに気づいた。


そこまで緊張をする必要はないだろう……。







10分が経った。

教室は賑わっている。


いつも通り一人だが、それでは良くない。


詩を見せてと言ったあの人が来ていないのだ。

遠くを見て、あの人の友達2人が見えた。


2人は2人で話している。




...そういえば見せるのはどの時間だ?



もし朝来た時だとしても、

もう着席しないといけない頃だぞ?



ガラッ


担任の先生が入る。


生徒はみんな座った。


あの人以外はみんなだ。



先生は話し出した。

「佐々木さんは病気でしばらく休むことになります。その病気は...」


先生は話終えると、担任用の椅子に座った。




はぁ...。


病気が何かは聞きそびれたが、しばらく学校に来ないことは確かだ。




いずれ見せるとはいえ、昨日今日の緊張は

何だったのか。





呆れていると、1時間目は始まった。




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