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UFO

作者: ひょんひょろー

【UFO】 視点 ある男性


それはあるクリスマスの出来事だった。

行きつけのラーメン屋は孤独を謳歌する、

独り身達でヤヤ混んでいる。

俺もその所謂…ボッチというやつだ。

町のイルミネーションを嬉しげに報告するレポーター。

TVはいつも通り、恋人達の幸せな顔を映している

ちくしょうめ。ちきしょうめ。

きえてしまえ。


臨時ニュースが入った。

画面が突如かわる。


ん?神に祈りが通じたのか?


違うか。

どうやらスーツ姿の男性が2人記者会見するようだ。


なんだ。就任直後からパッとしない首相じゃないか。

横は官房長官だな。

皇室の誰ぞが結婚でもしたのかね?



彼はモゴモゴ言う何時もの喋りとは違う、

意外に大きな声で語り出した。


「宇宙人が攻めてきました。」


間があった。

TV越しにもわかる。記者達がフラッシュをたくのも忘れてる。

そうか。人間は本当に驚くと止まるだな。



店の中のTVを眺めていた他の客と目が合う。

リアクションにお互い困りつつ、しばしお見合い。

これが妙齢の女性なら恋の一つも期待するが、

相手も俺も立派な非モテ男子だ。


記者も正気にもどったようだ。口々に質問が飛び交っている。

首相がボケたのなら納得いくが、

その横に真面目な顔して頷く官房長官。

なんだお前もボケているのか。

ふむ老人性のボケって空気感染だったのか。


被さるように、ニュース速報で字幕が入り、現実感が出てくる。

《北海道北部で未確認飛行部隊の襲撃。被害不明》

物語じゃない、

何かが始まった事は間違いない。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


【UFO】 視点 女性レポーター


なんで私は報道の仕事についたんだろう。

町のイルミネーション撮影の仕事が終ったら、

帰って彼と夜ご飯を食べる約束だったのに。


「宇宙人が攻めてきた」


一言で全てがパー。

1ヶ月前に予約したレストランも。

ホテルも。なにもかも。

彼に電話したら「仕事すきだもんね。ガンバレ。」だとさ。

そのウキウキとした声でこの後、其処に行くのか。

…うん。考えないようにしよう。


気合入れてセットしたメイクは、

徹夜明けの現在、大変な事になってますよ。


けどさ、男いいなぁ。蒸しタオルが気持ちよさそうだ。

まぁ20代最後の歳としては、其処まで出来ないけどさ。


首相の発言はどうやら本当らしい。

少なくともアメリカ、中国、EU、イギリス、ロシア、アラブ諸国のTOP達が

共同で声明を出したようだ。

昨日から世界各国の一部地域で通信障害が出ているとしていたけど、

こりゃ随分なオフレコだったんだな。


知り合いが誰もその地域に住んでない私としては、

実感がないけど、二つ向こうの席の木村さんは、

廊下で必死に電話してる。

恋人がいたんだっけ。確か。

ヘリを飛ばすかどうかで、デスクが誰かと電話してる。


あーとにかく今はシャワー浴びたい。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


【UFO】 視点 記者 木村


木村由乃。

それが妻の名前だ。

掛けても掛けても通じない。

「電波が届かない地域にいるか、電源が入ってません。」

繰り返し無機質なアナウンスが流れている。


携帯を押す指が痛くなってきたその時、

「はいはい」

妻の呑気な声が返ってきた。

何時もの強気で負けず嫌いのあの声だ。


「無事だったのか!」

全身から力が抜けて座り込んでしまった。

北海道北部一帯と連絡がとれない状況から、2日目。

単身赴任の我が身をこれほど呪った事はない。


「じつは連絡できなかったの。」

そうか、そうか。そうだろうとも。

俺はとても心配してたんだ。

簡単な理由では納得できない。

報道に関わる者としても、詳しく状況を聞かねばならない。

「今どこにいるの?」

という俺の有り触れた質問に、果てしなく斜め上の答えが返ってきた。


「今ね。宇宙船の中。宇宙人に捕まってるみたい。」



宇宙人?

地球人もマクロな視点で見れば宇宙人だ。

うん。そうじゃない。


「銀行強盗でもなく、ロシア軍でもなく宇宙人?」

問い掛ける俺に妻は軽く「うん」と答えた。

ふざけている様子もない。

宇宙人…そういえば昨日政治部の同僚が騒いでたっけ。


「信じてない…よね」

遠慮がちな声が聞こえるが、

妻に嘘もユーモアのセンスも無いのは俺が一番良く知っている。

あるのは俺に対する何処までも強気な態度ぐらい。

何よりも昨日の各国のTOPの会見。

彼らは言っていたじゃないか。


「宇宙人が攻めてきたと。」


そもそも、妻もこんな嘘を付く事にメリットがない。


「信じるよ」彼が言った声と、妻の「良かった」の声が重なる。

次の言葉を伝える前に、妻がその言葉をふさいだ。

「ちょっと電波がまた届かなくなるみたい」

「私がいる場所の写メ送るね」

捕まってるというのに、大丈夫なのか?


妻の言分によると「部屋の中」と「廊下」は撮影可らしい。

町内の人全部がワンブロックにおり、

世帯ごとに部屋が与えられている。

近未来をイメージできる内装で、

集団で集まれる部屋もあるようだ。


電波の途切れる音がする。

「そろそろね」妻の気弱な声が聞こえる。

やはり無理してたか。意地っぱりめ。


このまま会えない気持ちが強くなるが、

ここで弱気を見せたら駄目だ。

永遠に「あの時は…」とネタにされる。


そうだ。


ネタにしてほしい。

無事戻ってきてもらうんだ。


「由乃元気で…」

短く伝える前に電話が切れた。

多分切ったんだろう。

メール送るっていったもんな。


そして五分後

俺の携帯電話にはメールが届いた。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


【UFO】視点 主婦 木村由乃


○月×日


ちょうどご飯を作ってる所だったわ。

蓋の閉まりの悪い炊飯器をシッカリしめて、

炊飯ボタンを押した所で、意識が無くなって、

いろいろあって、

気がついたら「この部屋」にいたの。


部屋の広さは5畳ほど、家具は無いけど、ベットの下に少し収納がある。

あけたら何故か私の服と下着が几帳面にたたまれて入ってた。

この前こぼした醤油の染み抜きも終ってる。

ちょっと得した気分。


ドアを叩く音がした。

お隣の自治会長さんだ。


「お時間があったら集会室にきてくれませんか?」

と自治会長。


「はい。すぐ行きます。」と答えたのは良いけど。集会室?


「廊下」に出て解った。あの集まれる広い部屋だ。

ご丁寧に大きな半紙に集会室と筆で書かれている。

なにかドラマでみた合同捜査本部のようだ。

それ以前に良く半紙と墨があったもんだ。


部屋に入ると我が稚内町「萩身4丁目」の面々がそろっていた。

無論アパートが多い町内だから、お初様も沢山いたけど。


町内会長の挨拶から各自の現状把握、

みんな随分と冷静だ。

1人でつれてこられたらパニックになるだろうけど、

「全員一緒」ってのがある意味良かったんだろう。

無論パニックになってる人もいるけど、

その人達は部屋から出てないようだ。


ともあれ、冷静に全員の話をまとめるとこうだ。


普段の生活の中で、突如意識を失う。

目が醒めると、光る部屋の中で宇宙人と出会う。

人質としてどうとか、地球の出方次第だとか言われる。

また気絶。

目が醒めたら今この場所。


老若男女皆一緒。

それはそれで気持ちが悪い話ね。

そう宇宙人の姿をみたの。

それがもうテンプレートな姿。

リトルグレイってヤツ?

しかも「ワレワレハ…」って機械音みたいな声。

意識はハッキリしているのに、体が動かない、

とても恐い体験だったけど、私だけなのかな。


違和感があるの。恐さの質っていうか。

命の危険は感じないというか。


とりあえず、現状は「ここ」に閉じ込められているけど、

何人かの若い人達が団結して、ここを出ようとしてるみたい。

こんな機会だけど、初めて知り合った人間が協力し合う姿はいいわね。

古参住民も焚き付けられちゃって、やる気になってる。


そうそう。ご飯は時間が決まってて、部屋の凹んだ場所に出てくるの。

上げ膳据え膳はいいんだけど、日本産のレトルト系が多いわ。

民族に合わせてくれてるのかもしれないけど、

大塚製薬の製品が多いの。

宇宙人の好みなのかな。


この日記を貴方に見せる事が出来る日を信じて。


由乃


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


【UFO】 視点 自治会長


定年後10年間、自由に暮らしてきた方だ。


自治会長という去年からついた肩書きも、

割と気に入っている。

もっとも仕事は夏祭りの進行と

冬場の留守住宅の確認くらいだが。


「ありきたり」の日常が変ってしまった。

変化についていけず妻はどうも調子が悪い。

正常な人間ならそうだろう。


私はTV業界に長く企画屋として勤めていた事もあり、

ハプニングには強い。今度の件は本当に驚いたが、

「TV的にはありえる」と変な納得をしてしまったようだ。


それは宇宙人の姿がメジャーすぎた為かもしれない。

あまりの平凡さに、「お約束感」を感じてしまうのも要因だろう。

ただ、こんな「ありえない現実」を受け入れる自分こそ、

本当は異常なのかもしれない。


今回「この場所」につれてこられた人間の中では

私達が一番年配になる。


町に私以上の年寄りは沢山いたが、

この騒ぎの一週間前に居なくなっていた。

今年から始まった集団検診で悪性のウイルスが集団で発見され、

キャリアの可能性がある人間は一時的に隔離される事になった為だ。


幸い命に別状はないが、体力の弱った人間や老人に多いようで、

町には健康的な人間しか残っておらず、

今回の「騒ぎ」に関して言えば素晴らしい偶然といえる。


我々が閉じ込められているのはドーム球場のような場所だ。

中央部が一番高くなっており、4メートルくらい。

中央には大きな丸い部屋があり、外周には「廊下」がある。

その外側に「部屋」といった構造だ。

入口、出口に該当する場所がなく、

壁も特殊な手触りの繋ぎ目無しの材料で出来ている。

通風孔もないが、今のところ呼吸が苦しいといったこともない。


そしてこの広大な空間に、

几帳面にも「4丁目の市民」だけが住んでいるのが今の状態だ。


そんな中、先日住民を集めて現状の把握と今後の行動について話し合った。

去年できた大手製薬会社の工場に住み込み派遣できた若者が多く、

予想以上の活発な意見がでた。

正直、TVで紹介される「派遣社員」という目でみていた自分を

強く反省した集会となった。

彼らの多くが、移り変わりの激しい私のいた業界でも通用する

「能力ある若者」だったからだ。


まるでドラマのように意見がぶつかり合い、

若手がリーダーシップを取る形で、

参加者の殆どが興奮の中で集会は終了した。


決まった方針は一つ。

【脱出の為の出口探し】だ。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


【UFO】 視点 宇宙人


※文章は宇宙人によって日本語に訳されてます※


「我々の目的はr、要求はシンプルだ。」


「我々は望む、平和な解決方法を、人類の」

「戦争をz望む努力を全てにおいて、これを休止すること」

「【星の連名】に加わること、ついては約束として、

 人種族を雄2000雌2000をサンプルとして提供すること」


翻訳終※※※



宇宙人は大きく息を吐いた。

正しく翻訳されているのかわからない。

ただこちらの計画通り反応がないと,

問題なので、元の文章は出来るだけ過激にした。

イチ宇宙人としては、最善をつくしたはずだ。


この計画自体は我が祖国でも賛否があった。

自国の問題だけでなく、遠い離れた文明国家を巻き込む必要が

本当にあるのかと。

しかし、計画は止めるわけにはいかない物だ。

一刻の猶予もない。


武力を使わない、戦争の放棄は良い提案だった。

最後のサンプル回収は、現在捕まえてある人間の中から、

選択するわけだが、大きな反対と騒ぎが行われるだろう。

それが本当の狙いだとも知りもせずに。


後は…各国のTOPの結論まちだな。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


【UFO】視点 再びある男


TVでは喜びに溢れる人々が映し出されていた。

離れ離れになっていた家族が再び出会えたのだ。

ドラマや映画以上の感動がそこには存在した。


中華屋で見た最初の一報をより一週間。

人類にとって試練となった事件は、

最良の解決を迎えていた。



宇宙人が突きつけた要求に対して、世界各国の反応は一致した。

一切の要求を拒否し、徹底抗戦するというものだった。

万事において弱腰な極東の国でさえ、

一部政党を除き政府方針に対し賛同する声が多かった。


しかし「声」が世界を動かした。

捕らわれた人々からの声だった。

時期を同じくして、虜囚となった人々から、

外に向けて交信が行われたのだ。


原始的なモールスで知らされた内容に、

人々は奮い立った。


「宇宙船内部に殆ど宇宙人はいない事」

「閉じ込められた場所を抜け出し、全員無事であること。」

「外と内側の同時攻撃であれば、脱出の可能性があること」

「無人の動力部と思われる装置が稼動し始めている事」


「現状を嘆く前に行動を」

通信はそこで結ばれていた。


人質の安全性の問題は浮上したが、地球上より飛び立たれては、

手も足もでない。一刻も早い救出を望む「世論」に、

消極的な論理は、かき消されていた。


戦いは国が始めるのではなく、世論が引っ張る。

それは幾度と繰り返された歴史の事実だった。


地上部隊が当初は向かったが、宇宙船からの攻撃は無かった。

しかしその攻撃は外壁に傷を入れる事も叶わなかった。

厳戒令がひかれ、宇宙船付近の立ち入りが制限され、

核を除く、ありとあらゆる武器が世界中で宇宙船にぶつけられた。


しかし宇宙船を壊す事は出来なかった。

政府の監視カメラが中継する映像を、

祈る気持ちで見ていた人々は絶望した。


その直後だった、剥がれるように外壁の一部が割れた。


内部からのアシストだった。

攻撃を受け、高温に熱された外壁。

内部から「水」で急速に冷やされるという「地味」な攻撃の前に、

敗れたのであった。


最新のテクノロジーで作られた宇宙船は、

もっとも原始的な手段で破られたのであった。


穴からは続々と人々が脱出し、

カメラの映像には宇宙船から走り出てくる沢山の人々が映っていた。


TVに女性レポーターが映っている。


丁度一週間前に放送していた、クリスマスイブ特集。

大晦日をむかえ、幸せな顔したカップル達が町には溢れている。

カップルだけじゃない。

「人類」対「宇宙人」という大きな戦いを目撃した多くの人々が、

いまや大きな連帯感の中にいた。

国家間の争いではなく、外に向けて意識が変ったのだ。

たった一週間で世界は一変した。


TVでは相変らず首相がモゴモゴ喋っている。

しかし有事の際の「決断力」は国民にとても頼もしく映ったらしい。

支持率は上がりっぱなしだ。


各国では今後来る可能性のある宇宙人について、

ガイドラインが作られている。


油断ない未来。

可能性溢れる未来。

閉塞的気味だった世の中が変る。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


【UFO】 神父と男


フランスのある田舎町。

教会に1人の男が立っていた。

薄暗い懺悔部屋で彼は語りだした。

それは嘘をついた事の懺悔だった。



私達の嘘で誰かが困ったわけではない。

寧ろその行動は、100年、200年後に評価されるだろう。


私…私達は世界中をペテンにかけたのだ。


「戦争をこの世から無くす方法」

ジョークのような話だ。

考えたヤツこそきっと宇宙人だ。最初は誰も本気にしなかった。


しかし全ての業界のTOPが承認したんだ。

それはスムーズに話は転がっていった。


そして政治、宗教、報道を巻き込む大掛かりなショーをとして実行された。


宇宙人役にはオスカー俳優が選ばれた。

脚本家に極東の「クドカン」とやらの起用は賛否があったが、

「ベタ」な演出に世界中が夢中になった。


攻撃には「使用期限」を向かえる沢山の兵器の大盤振る舞い。

軍需な産業も在庫一掃と大喜びだ。


UFOの設営も、事前に煽動する人間の配置も、

気味が悪い程スムーズにいった。

あのように丈夫なUFOのセットが

どのようにつくられたのかは彼には最後まで分からなかったが。


嘘はいつの日か見破られるものだ。

子供のころは教会でそう教えられたハズだ。


しかしどうだ。


TVという嘘の世界に馴らされた多くの人は、

疑うという事にエネルギーを割かない。


本当に気がつかないか、ことなかれな意見に同調するだけだった。

嘘は本当になった。

実は嘘ではなかったのでは?と自分を疑った位だ。


結果、世界は一変した。

「共通の敵」をもった人類は「束の間」の共存と平和を謳歌するだろう。

しかし時間は限られている。

人類はまた戦いを望む日がくる。


その時また同じ手で騙されるだろうか。


私は「人」がそこまで愚かであって欲しくは無い。

信じる事は美徳だが、思慮なき信仰は過ちを犯す。




自国の「首相」が行った懺悔を神父は呆然として聞いていた。

神父は万人と等しく彼の罪は天が聞き届けたと慰めるしかなかった。







しかし。

天は確かに聞き届けていたようだ。

首相に安らぎを与えようと配慮したらしい。


大規模な「計画」を無事成功させた仲間が待つ地球へ

ユックリとユックリと

未知の宇宙船が近づいていた。

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