お魚さんに聞いて見よう! 草稿
お魚さんに聞いて見よう! 草稿
「お魚さんに聞いて見ようのコーナー! 始まりましたよ〜っ!」
パチパチパチ……。
「今日は県内某所の、とあるあんまり有名じゃ無い水族館さんにお邪魔しておりま〜す!」
……。
「邪魔すんなら帰ってくれ! なんてのは無し無し無しですよ! 誰も言ってないか?」
クスクスクス……(あっ……館長さん済みません……撮影中なのでお静かにお願いします!)
「あ! 済みません……可笑しくてついついクスクスしちゃいました? 黙ってます!」
「まだ時間大丈夫だよね? 取り直すよ〜! 録画で良かったよ!」
「多少の笑い声とか……良く無いですか……? そんなに気に成る程では無かったっと思うんですけど……?」
「何か耳障りなんですよ? しっかり入ってました! わたしの耳にはハッキリと聴こえてましたよ!」
えっ……耳障りなんだ……ショック……。
「だ、そうだから……もう壱度ね!」
「はい……分かりました! 入って来るところからですか……?」
「そうね! 繋がりもあるし……入って来るところからもう壱度行こうか(ん〜……編集で何とかなるんだけど……)!」
「はい本番! キュッ!」
「こんにちは〜! お邪魔しま〜す!」
(邪魔すんなら! 帰れ! 帰れ! 帰れ!)
きゃ〜っ!
「ストップ! どうしたんだよ……?」
「い……い……鰯玉が……怒ってます……」
「集まって……くるくるしてるだけだぞ……?」
「これ……聴いて下さい……シッカリ入ってます……?」
(邪魔すんなら! 帰れ! 帰れ! 帰れ!)
「……マジか……?」