いきなりドッカ〜ン! 草稿
いきなりドッカ〜ン!
ドッカ〜ン!
モクモクモクモク……。
えっ……聞いて無いけど……(ボ〜ゼン)……?
アァ〜アァ〜アァ〜……何で? 烏が鳴いてるの……?
ピーポーピーポーピーポー……ウウウゥ〜……。
「カット! 撤収!」
「おい! とっとと積み込め! そこ! グズグズすんなよ! おい! ヒロイン呆然としてるぞ! 車に乗せろ!」
「撮影終了です! 車に急いで下さい!」
「あ、あの〜……アレなんですか……? 烏鳴いてますけど……それにパトカーとか? 消防車とか? ピカピカしたの、此方に向ってますよね! あれも撮影に、関係あるんですよね?」
「そこ! 何やってんだ! 馬鹿野郎! 撤収すっぞ!」
「撮影許可取ったって聞いてますけど……? それにわたし、野郎じゃ無いですけど……?
あの烏とか鳴いてるの大丈夫何ですか……?」
「馬鹿野郎! 何処のどいつが言ったか知らねぇけどな! ゲリラ撮影に許可取る奴いると思うか? 捕まりたく無かったら、早く車に乗れってんだよ!」
「あの〜……煙モクモクしてますけど……アレもそうなんですか? そうだったら聞いて無いんですけど……?」
ウウ〜ウ……ピーポーピーポー!
「良いから! 良いから! 乗った! 乗った!」
「ほ……本当に大丈夫何ですよね?」
ガタン! ガタン!
バン! バン!
ドン! ドン!
バタン!
「大丈夫何ですよね……?」
「早く出せ! 次、行くぞ!」
ブゥ〜ン……。
「ふう〜っ……集中集中集中!」
ドッカ〜ン!
ブルブルブルブルブル……。
ビリビリビリビリビリビリ……。
バラバラバラ……。
「な……何々だよ? いきなりドッカ〜ンて……? あ〜あ……トランプタワーの、壱番上スペードとハートのA乗せたかっな……山の方から、煙上がってる……」
ウウゥ〜ウ……ピーポーピーポーピーポー……。




