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ニドネノコイ 草稿


   ニドネノコイ 草稿


「ああ〜っ! またやっちゃったな……」


 チン!


「マジか〜っ……」


「う〜ん……もう一寸壱寸(ちょっと)カリカリがいいかな……」


 カチカチチ……。

 ジジジジジ……ジィ〜……。

 何時も夢に出て来るの……誰、何だろうな……?

 全く記憶に無いんだけど?

 ジィ〜……チン!


「あっ! チーズ乗せればよかったな? 今からでも大丈夫!」


 ヌチャッ! バタン!

 ペリペリペリ……ぽん!

 じぃわぁ〜……。


「よいよい! よいですよ〜! 良い感じでありますよ〜!」


 パムパム……。


「おっとっといけねぇいけねぇ……遅刻しちまうぜっと……きたもんだ! 何てね……いってきま〜す!」


 ジャラジャラ、ドン!


「よいしょっと! ただいま〜……ふ〜……疲れたベェ……今日は簡単に済ませよっと、シャワーでいっか?」


 ジャ〜……ペチペチペチペチ……。


「ふっ〜……あれクマさんの腹巻き……何処?」


 ペタペタ……ペタペタ……ペタペタ……。


「あっ! 枕の所にあった良かった! よかったよ〜っ!」


 ペタン!

 

「今日も出逢えるかな……」


 弐度寝(にどね)した時にしか出逢えない……。

 あの人に……。

 わたし……度寝()にあのお方に、恋心抱いちゃってるのかも……?

 もしかして……?

 な〜んてね!


「あ休みなさ〜い!」


 さあ、おいでよ!

 こちらの世界へ!

 さあさあ! 

 さあ……。

 僕は、ニドネ!

 夢の世界の住人さ!

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