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冬の歌
風が生まれ変わる時
分厚いベールが取れる時
雨に打たれて
蘇る 大地
薄暗い日々の終わり
降り注ぐ 光
新芽が生まれ
花々の香り
温かい風
柔らかい光
命と希望
光と花々
長く冷たい
眠りの後で
風が生まれ変わる時
分厚いベールが取れる時
優しい光が降り注ぐ時
二人の交わした
約束の時
―――
第一章「冬」編、完結です。
もうとっくに完成したものなので、とりあえず「冬」の物語は一気に載せましたが、「季節に合わせたい！」という意味もない願望により、この続きはまだ掲載いたしません！笑
次章「春」編の公開は、作者が春を見つけてから、でございます。
多分「東京に桜が咲いたら」という感じになるとは思いますので、気長にお待ちいただければ幸いです。
では、冬の好きな方は冬を満喫し、冬が嫌いな方は冬の良い所を探し、春が好きな方は春を待ちつつ、お過ごしくださいませ。
田中 遼
