受験勉強を体験することで体得する最大のもの。
大学受験には、3年なり6年なりの勉強期間が必要です。十代の若者にとってこのスパンはかなり長いものでしょう。
受験勉強の中で身に付く最大の物事とはなんでしょう?
一つは、『結果を出すという技術』です。将来、社会人になれば、悲しいかな仕事のプロセスは評価されません。すべては『結果』です。私も企業人人生のなかで、幾つか企画を立案・実行したことがあります。塾業界においては、生徒様の獲得のプロジェクトです。おかげさまで、すべて成功してきました。この結果を良好にする術を獲得したのは、受験勉強期だったと感じます。
定期テストは限られた期間のなかで点数を出さなくてはいけません。中学・高校と何百回もテストを受けます。その中でよい点をとるためのスキル・テクニック・マインドが養われていき、結果を出すことの方法論が身に付いてきます。
もう一つは、『自信』です。これを身に付けることは人生でとても大きな意味を持ちます。また、一朝一夕では自信はつきません。受験成功は最も効率的な自信獲得の機会です。
読者には、今後に受験をひかえている方もいるでしょう。受験勉強を人生勉強だと踏まえて、頑張ってください。