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空間と日常のライフガルディアン  作者: スズキ目さん
8/28

第八話 戦闘

ヘリが蠍座系 アンタレス 中心都市 スコルシストへ

到着した。

開花、夜野はヘリから飛び降り、急いで

現場へ急行した。


「グルルガアァァァァァ」

ティラノサウルスは苦しむ姿を見せながらも

人々に襲いかかっていた。

「うぉ、結構バイオレンスなのだ」

夜野は少し引いていた。

「引いている暇は無い、行くぞ!!」

「了解なのだ!!」

ふたりは右のNeouaの後ろにある

『戦纏収納装着[アルベールストレージデバイス]』

の1番左上のボタンを押した。

するとふたりのそれぞれの手元に粒子が

二重らせん構造の形をし始め、

開花には『炎の生命剣 プロミネンス』

夜野からは『Hassumアロー』が出現した。

戦纏収納装着とは登録した戦纏[アルベール]や武器を

転移させ、武器は手元に出し、戦纏は体に自動的に

身につけることが出来る装置である。

『生命剣』とは宇宙に存在する聖剣。

宇宙国では古来より聖剣制作が伝承されており、

熟練の職人にしか作れない。

だが、開花はあらゆる物も作れるため、

たまたま出来てしまったってことがよくある。


「お先なのだ!!」

「おい!むやみに攻め込むな!!」

開花は忠告するが時すでに遅かった。

ティラノサウルスは紙のごとく夜野を吹き飛ばした。

吹き飛ばされた夜野はものすごい勢いで

壁に激突した。

「油断するなと言ったろ」

開花はすぐさま夜野の所に駆けつけ、

『再生[リジェネレーション]』を発動した。

再生とは使用者の体力とNeoを少し消費することにより

全ての物質を治すことが出来る。怪我した際の

応急処置に使われることもある。

「イタタ……ありがとうなのだ」

「全く……次は気をつけろよ」

「わかっているのだ!!」

開花は本当にわかっているのかと呆れていた。

「夜野は遠距離から攻撃してくれ、俺は近距離から

攻撃する。」

「了解なのだ!!」

開花は素早い勢いでティラノサウルスに接近し攻撃、

夜野は遠くからHassumアローで攻撃を開始した。

開花はあらゆる武器を扱うが剣を気に入ってよく

使っている。

一方、夜野は主に弓を扱う。理由としては

とても強そうだから、だそうだ。

開花はティラノサウルスに剣から、

『護神光亡[ごしんこうぼう]』を発動した。

護神光亡とはNeoを光属性に変換し、相手を貫く生命術

である。開花が発動した護神光亡は見事に、

ティラノサウルスの前脚に命中し、右前脚を切り飛ばす

ことに成功した。

「お見事なのだ!!」

夜野は攻撃しながら賞賛したが、油断禁物。

ティラノサウルスは夜野に急接近し、夜野に噛み付こうとした。

「危なかったのだ」

夜野はギリギリの所で交わした。

ティラノサウルスの咬合力は牛の骨を噛み砕ける程の

威力であるため噛まれたら間違えなく即死だ。

「夜野、大丈夫か!?」

開花は夜野へ声を掛ける。

「大丈夫なのだ」

夜野は返事をした。

「しかし、あいつ手強いぞ」

「夜野、気を引き締めて行こう」

「了解なのだ!!」

夜野と開花は再び攻撃を開始した。

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