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空間と日常のライフガルディアン  作者: スズキ目さん
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第二十話 終止符

「ガキが調子に乗るなぁぁぁぁぁ!!!」

パルセルは怒りの籠った大声を上げ、八人に襲いかかる。

「先に行くぜ!!」

「ああ!!勝手に行くな!!」

「仕方ありませんね。先に行ってますよ?」

「一夜。改めて言うけど、油断しないようにね?」

「了解です」

水光と一夜は素早く走り、パルセルの方へ向かう。

「夜野と宇宙は引き続き遠距離攻撃をお願いするわ」

二人は開花の言葉に頷くとパルセルに向けて

再び遠距離攻撃を開始する。


「さて、私は覚醒姿を変えようかしら」

「そんな事ができるのですか?」

「ええ、できるわ。だからあんなことやこんなことも……」

「……コラ開花。ふざけないで変えるなら早く変えろ」

「あんなことやこんなこと……/////」

「はいはい、ダルニャ〜ン。落ち着こうねぇ〜」

「むう、せっかくいい顔見れそうだったのに……」

不機嫌ながらも開花は覚醒姿を変え始めた。

そして、二分も経たないうちに開花の容姿が変わる。

猫の耳と尻尾は消え、髪の色は銀色に変わり、

目の色も黄色に変わっている。

更には背中には六枚の純白の鳥の翼が生えていた。

「よし、これならいける!!」

「開花さん。それは天使族ですか?」

「うん。天使族の覚醒姿だよ。

術を使う際にね、体力の消費を少し抑えることができるよ!!」

「まだ女のままなんだな……」

「遺伝子覚醒[ジーン・アウェイン]の時はそうなるって、いったよ……」

「すまない。忘れてた」

「まあいいわ。私は空を飛んでパルセルを混乱させるから

三人は水光と一夜と一緒に戦纏[アルベール]強制解除部位を狙って!!後、水光と一夜にも教えてあげて」

「了承した」

「了解だぁよ」

「はい!!」

三人はパルセルの方へ走り、開花は空を飛んだ。

空を飛んだ開花は氷の鎖を虚空間から出現させ、

五人をサポートする。


「!?卑劣な真似を!!」

氷の鎖の存在と開花が空を飛んでることに気がついた

パルセルは交戦していた水光と一夜から離れ、

向かってくる氷の鎖を避ける。

避けられた氷の鎖は水光と一夜の前にピシンと音を立て、地面に打ち付けられる。

「どわわ!!」

「開花、よく見てください!!」

「一夜〜。文句言わない」

開花はジト目で見た後、パルセルに向け、

再び氷の鎖を放ち、攻撃をする。


カキン!!カキン!!

ザン!!ザン!!サキーン!!


「あぁ!!もう!!ちょこまか動くなぁぁ!!」

「開花、ムキになってない?」

「さっき開花に落ち着きがないって言われたが

あいつも同じなのだ」

夜野と宇宙はシャイニングアローを打ちながら

呆れたような感じで言う。

「夜野〜、聞こえてるよ〜」

「な、なんでもないのだ〜」

「後で覚えといてね」

「夜野と宇宙。ふざけないで真剣に戦ってください!!」

ダルニャンは戦いながら二人を注意する。

「もう怒った!!!」

開花はムキになったあまり、氷の鎖を大量に

出現させ、パルセルに攻撃するが、パルセルは

刀で弾き返したり、避けたりして氷の鎖の攻撃を

防ぐ。


ジャラ!!ジャラ!!

ピシン!!カキン!!ピシン!!


カキン!!カキン!!

ドゴォン!!ドゴォン!!サキーン!!


八人はパルセルの右肩を狙うが、

距離が届かずにいた。

しかし三十分後、変化が訪れた。

夜野の発動したアグニブラストがパルセルの

左腕を吹き飛ばし、怯んだ隙に神爪と一夜の

両腰を切り裂く。

パルセルは吐血しながらも立ち上がり、

刀から生命術 護神光亡を発動し、真っ直ぐ向かってくる

五人に向け放つが、ギリギリで避けられてしまう。


「ガキが大人をなめるなぁぁ!!」

「あなたの方が人の事をなめているのでは!!」

パルセルとダルニャンの刃が混じり、

パルセルがダルニャンを刀で跳ね返すと

同時にダルニャンは後ろに避け、

その隙をついて開花は氷の鎖で、パルセルの右手を

強く叩き、刀を落とす。


パルセルは咄嗟に右腕にも装着していた

Neouaからアグニブラストを発動し、

接近してくるポルズと水光に狙いを

定めるが二人はギリギリの所でかわした。

不発に終わったアグニブラストだが建物に

当たり、倒壊する。

近くにいた夜野と宇宙は瓦礫に埋もれてしまった。


それを見たパルセルは笑みを浮かべたが、次の瞬間。


ヒュン!!ドゴォォン!!


上から突如発射されたアグニブラストにより、パルセルの右肩が吹き飛んだ。

パルセルが装備していたアグトーン戦纏は

強制解除され、パルセルはその場に倒れ込む。

パルセルの右肩を吹き飛ばしたのは

上にいた開花だった。








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