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空間と日常のライフガルディアン  作者: スズキ目さん
18/28

十八話 開花の真実

神爪は衝撃の事実に言葉を失う。

「え……」

「つーまーり、私の身体の中にある遺伝子は人間だけじゃないってことよ」

「ま、待ってよ!!どういうことなの!?

全然理解出来ないよ!?」

宇宙は思わぬ事実に混乱していた。

それもそのはず。いきなり女になったと思ったら

猫耳が生えていたり、しっぽが生えていたり、

蝶の羽が生えている。更には人間以外の人種の

遺伝子が入っていて、普通の人には出来ないことが

出来ると告げられたら混乱するのは当然だ。


その時、夜野が駆け寄り開花に詰め寄る。

「開花!?開花だよな?遠くから話は聞こえていたけど、どういうことなのだ!!意味わからないのだ!!」

「まあまあ、落ち着きなさい夜野。

それより怪我はないか……」

「……そんな事より教えろなのだぁぁ!!!!!」

「あらら、落ち着きないわね、相変わらず。

いいわよ、教えてあげる。

まず、この世には人種の科目をふたつのグループに分けることができるのはわかるかしら?」

「あぁ、確か、短命族と長命族だよな。

短命族は普通に人間と生命人。

長命族は猫族と竜人族と天使族、悪魔族、神族と

亜神族などがそうだよな?」

「神爪の言う通りよ。まあ今の覚醒姿は猫族だけど」


先程神爪が言った通り、この世界では人種をふたつに

分けることができ、短命族、長命族と分けられる。

その中でも長命族に属する猫族、竜人族、天使族、

悪魔族、神族、亜神族は『覚醒』と呼ばれる

現象を扱える能力を持つ。

『覚醒』……それは自身の持つ感情により遺伝子が強化される現象。

覚醒を行った場合、容姿が変わる人種もあり、

猫族、神族と亜神族がその例に当てはまる。


「でぇも待ってくれ、おかしいよ

エンスージアンスは主体に入れられる遺伝子には

限度があって、最大二つまでしか入れられぇないよぉ」

「あぁ、それはねぇ〜、私が造られる際にね、

実験で全ての人種の遺伝子を入れた結果、できたらしくて、私の幼なじみで一夜って子も私と同じ過程で生まれた子よ」

「じゃあそれが女になれるのと関連しているのか?」

「えぇ、そうよ。エンスージアンスの能力で

遺伝子覚醒[ジーン・アウェイン]がそのひとつよ

遺伝子覚醒は全ての遺伝子を全て覚醒することで

起こる現象よ。その際にデメリットが生まれるわ

女体化することもそのひとつね。おかげで小回りが効きにくいわ」

「じゃあその過程で女体化したのか」

「まあ、女体化するのは、戦闘時だけだけどね」

「覚醒は任意で使えるのか?」

「えぇ、使えるわ」


その時、倒れて、気を失っていたパルセルが立ち上がる。

「あらら、もう起き上がったのかしら。

うふふ、アグトーン戦纏を制御しきれなくなったのね」

神爪、水光、夜野、宇宙、ポルズは戦闘に入れるように

構える。

一方、開花は冷静だった。

「神爪、水光、夜野、宇宙、ポルズ、終わらせるわよ」

「OK〜♪」

「了解なのだ!!」

「あぁ」

「了承した!!」

五人が戦おうとしたその時上から、人が現れる。

容姿は神爪達と同じ身長をしており、髪型はアップハングで色は黒く、戦纏『アルカナ』を着ていた。


戦纏『アルカナ』とは生命班員に最初支給される

戦纏の上位互換で、頑丈で、全てにおいて耐久性が高く、汎用性が高い戦纏だ。


「遅いわよ。一夜」

「そうでした?すみません」

「なんで敬語なのかしら?タメ口でいいって言ったでしょ?」

「せめて、ですますくらいつけてもいいじゃないですか」

「……妥協ラインね」

『神水 一夜』[しんすい いちや]

アルカナ・サンクチュアリ学校に通う15才。

開花の幼なじみであり、相棒。

彼もまた開花と同じ、エンスージアンスであり、

性格は冷静だが、誰に対しても何故か敬語である。


「それで状況はどうですか?」

「ん〜……そうねぇ……厳しそうかな?」

「なんで疑問形なんですか!?」

「ふふ、とにかく連携が必要ね。

宇宙と夜野は遠距離攻撃。

神爪、一夜、水光はパルセルに接近して攻撃して。

私は……生成使い魔と共にのんびり戦うわ」


「相変わらずマイペースですね」

「むう、いいじゃない別に」

「ところで生成使い魔とはなんなのだ?」

「この子達はねぇ、魔術と呼ばれるものの一つで

粒子を使って核となるコアとそのまわりに肉体を

生成して、ひとつの生命体として召喚することができるのよ。私の言うことは基本利くわ」

「なるほどなのだ!!」

「準備はいい?行くわよ!!」

「「「「「ああ!!」」」」」

六人はパルセル目掛け、突撃をした。

魔術



生命術と対をなす術で

解析不明であり現在、調査されている。

使えるものは人口の約半分しかいない

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