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空間と日常のライフガルディアン  作者: スズキ目さん
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第十六話 慈悲

開花、神爪、水光、夜野、宇宙はそれぞれ武器を携えて

中心都市 アルカナ アルカナ中央区に向かった。


アルカナの都市中に銃声が鳴り響く。そして

次々に見える血を流したまま倒れている人達。

その中にはもう死んでいる人達もいる。

五人は心の中で謝罪しながら目的地に向かう。


その時、目の前に交戦中の生命班員達が見えた。

生命班員達が手に持っている武器はそれぞれ違っており、種類も様々だ。

剣、刀、弓、槍、ライフル、拳銃、パタ、メイス、

鞭、チャクラムなどを使用していた。

生命班員達が持っている武器がそれぞれ違うのには

理由がある。それは、生命班には武器の縛りがないからだ。縛りがない理由としては得意、不得意があるから

らしい。


神爪は鞘から剣を抜くと高くジャンプすると

アガルデンの幹部を一人切りつけ、それから次々に

目に止まらぬ速さで次々に幹部を切りつける。

更に水光も負けじと槍を幹部を四、五人突き刺す。

開花はと言うと、チャクラムを使い、トリッキーな

動きをしながら、幹部を切り裂いていた。

夜野、宇宙は、それぞれ、弓とメイスから

術を発動して応戦していた。


何故、弓とメイスから術を発動出来たのは

弓とメイスの内部にNeouaが埋め込まれているからだ。

Neouaが埋め込まれているのは弓とメイスだけでは

なく、全武器にも埋め込まれている。

Neouaは主に腕輪型が主流だが、武器にも埋め込むことができる。

武器に埋め込んでも特に何も変わらないが、

術を使用する際に武器が必要な術もあるため、

Neouaが武器に埋め込まれているのは普通の事なのだ。


「おりゃおりゃおりゃ!!!」

開花は次々に幹部を切り裂く。

「この俺の強さに刮目せよ!!」

水光は自信ありげに幹部を切り裂き、

神爪と夜野は一言も喋らずにただひたすら

幹部を切っていた。

宇宙は遠くから『シャイニングアロー』を放ち、

幹部を次々と貫きながらメイスで殴っていた。


『シャイニングアロー』とは、Neoを光粒子、アストラル冰粒子に変換し、アストラル冰粒子で光粒子を

つらら型に凍結させ、Neouaの回りに出現させ、

好きなタイミングで撃てる生命術だ。


五人は幹部を次々に切り裂き、貫き、殴っている。

幹部の中にはもう死んでいる者もいる。

そう、今の彼らには慈悲はなかった。

心の中では、ただひたすら殺すことしか考えていなかった。

彼らは自分達とその回りにいる生命体達の日常を守る

ために戦っている。

その日常を汚すもの、壊す物は誰一人として

許さない。だから慈悲はいらない。それが例え

友人であろうと仲間であろうと日常を汚し、壊す物は

ひとり残らず殺す。

それが五人で誓い合った約束だからだ。


その時、何かが神爪の溝内に当たる。

同時に神爪が吹っ飛び、壁に激突した。


「!?神爪!!」

四人が急いで神爪の所に向かう。

向かうと同時に四十代くらいの男性の笑い声が聞こえ始める。

「フフ…ハァハハハアハハハハハハッッハ」

五人は声が聞こえる方へ目を向けた。

そしてよく見ると男はアグトーン戦纏[アルベール]

を着用していた。


「やぁやぁ久しぶりだな五英雄の核の契約者達。 今回こそ、貴様らを殺す。 さあ、遊ぼうじゃねぇかぁぁぁぁぁぁ!!!」


男は興奮したような声で五人に襲いかかる。


「神爪、動けるか?」

「あぁ、なんとか」

「来るよぉ〜!!」

「!?」

五人はギリギリの所でかわした。


「ほぉ、前に会った時とは変わらねぇようだな。

まあ、そうじゃねぇと五英雄の名が腐るってもんよ」

「それがどうした。まあ、俺達はお前に会いたくなかったけどな。パルセル」

男の正体は アガルデンのリーダー、パルセルだった。


「まさかリーダー自ら、来るとはな」

「あぁ、俺は五英雄は俺の手で殺しておきたいからな」

パルセルはニヤリと笑みを浮かべる。


その時、宇宙が声を上げる。

「もう!!なんなの!!毎回、毎回!!

テロとか、事件ばかり起こして!!いい歳した

おっさんが子供の悪い見本になってどうするの!!

この○○○!!✕✕✕!!□□□!!」

「お、おい宇宙、あんまりそれ以上相手を挑発するな」

「だって、だって!!こいつムカつくんだもん!!!」


「ええい!!貴様!!たかが学生ごときが大人に偉い口聞きよって!!貴様だけは絶対許さぁぁぁん!!」


パルセルは蛇腹剣で宇宙に襲いかかる。

宇宙はシャイニングアローを上に発動し、隙をついて

鞭のような刃を避けた。

パルセルはチッ!!と舌打ちをし、上を見上げる。

上から六つの光のつらら型の物体がパルセル

一直線に迫っていた。

しかしパルセルはシャイニングアローを蛇腹剣を

振り回し、光のつらら型の物体を破壊した。


しかし、それは宇宙の狙いだった。

煙が舞い、視界が悪くなる。

パルセルはキョロキョロと周りを見ながら

「くそ!!どこだ」

と五人を探す。

その時、後ろから声がした。

「悪いけど、この俺が後ろにいるぜ」

その声の正体は水光だった。




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