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空間と日常のライフガルディアン  作者: スズキ目さん
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第十三話 謎の生命体とテロ組織の関係性

五月下旬頃、宇宙国では最近、不可解な人間を含む

生命体の死体が発見されていた。

死体の特徴として言えることは三つある。

一つ目としてテロ組織 アガルデンの拠点があるで

あろうと予測されている地域周辺で死体が

見つかっていること。

二つ目として死体には血が出ていないこと。

三つ目として死体の見つかった地域では普通の

生命体とは違う新たなる生命体が数多くの目撃情報

又はその死体や先程までいたであろう痕跡も見つかっている。

生命班では現在、遺伝子検査や死体の観察等を

行っているが、未だに謎に包まれている。

宇宙国内では『魔物』がいるのではと噂されていた。


魔物とは普通の生命体とは明らかに違う

遺伝子や特徴を持っており、その他にも

状態異常無効化や生命術耐性がついていたり

剣の刃や銃の弾すら通らない皮膚を持っている

者もいたりする。そのため、現在調査中の生命体

のことを『魔物』と呼んでいる。


開花達は最近、多発している不可解な死体と魔物について興味を持っていた。

生命班 本拠地 5階の第一研究室では開花が

特別に貰った魔物の死体を調べていた。

珍しく探究心が開花の中で湧いており、鼻歌すら

聞こえてくる。しかしその鼻歌がいきなり止まる。


「なるほど、確かに普通の生命体とは遺伝子が

違うなぁ。でも、魔物と闇裁断[ダークヴァイヤンス]化した生命体の中にも魔物と同じ遺伝子が入っている。なんでだろうか」


開花からは悩み声が漏れていた。

同時になにか接点があった。魔物と同じ遺伝子が

闇裁断化した生命体の中からも見つかっているという

ことはなにか接点があるに違いがないと察していた。


開花が悩んでいるとコンコンとドアをノックする音が

聞こえ、神爪が入ってきた。神爪の手にはコーヒーの

入った紙コップが二つあり、「少し休憩していたら」

と声を掛けた。


「ん?あぁ神爪か。よし、少し休憩するか」


神爪から紙コップを一つ受け取り、休憩を始めた。


「現状、今わかっていることは闇裁断化した生命体と

魔物と同じ遺伝子が少し入っているってことだけだね」


「つまり、接点があると言いたいのか」


「あぁ、そうだな」


少し重めの沈黙が続く。

しばらくすると神爪が口を開いた。

「そういえば、テルスが読んでたよ」

「テルスが。承知〜」

開花には性格がコロコロ変わる癖がある。

それは、開花にとって最大の悩みだったが

もう解決していると思っている問題らしい。

「俺、猫カフェ行ってくる」

「おう、研究は俺が引き続きやっておく」

開花は白衣から私服に着替え、猫カフェへ向かい始めた。


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