第七話 ステータス
少しお休みをいただきました。今日からまた頑張ります。四月からは少し忙しいので更新頻度は落ちるかもしれません。ご迷惑おかけいたします。
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【基礎ステータス】
〈名前〉アレク・フォン・ガルシア
〈性別〉男性 〈年齢〉五歳
〈種族〉人間族
〈称号〉転生者 辺境伯三男 神に愛された男 世界最強
〈レベル〉1
〈HP〉48,000/48,000
〈MP〉186,000/186,000
【魔法】
創造魔法Lv.10
火魔法Lv.10
水魔法Lv.10
風魔法Lv.10
土魔法Lv.10
闇魔法Lv.10
光魔法Lv.10
生活魔法Lv.10
身体強化Lv.10
【スキル】
鑑定
アイテムボックス
武術
物理無効化
魔法無効化
【加護】
創造神Lv.50
技術神Lv.50
武神Lv.50
生命神Lv.50
魔法神Lv.50
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「いやいやいやいやいやいや、待て待て待て待て!!!」
ステータスがおかしい!!!!
称号からステータスがすごいことになっている。いくら僕が転生者だからと言っておかしいぞ。神様から加護は貰ったけどこんなにステータスに反映されるとは、、、。
「父上になんて報告すれば、、、。とりあえずステータスを何とかする方法を考えなければだめだ!」
どうにかしてステータスを隠そうと半透明で表示されている文字を触るとステータスの詳細が出た。
‣創造魔法
頭で想像した現象を具現化する魔法。一度制作した魔法は生きている限り使うことができる。魔力消費量は具現化する現象によって異なる。
「おぉ!!これだ!!」
早速、魔法を使ってみる。作る魔法はステータスをどうにかごまかす方法。
『ステータス操作』
よし。これでステータスの表示を変えることができるぞ。
「これくらいなら父上やテレスに見せても問題ないだろう。」
そういうとアレクはベルを鳴らし、案内の女性を呼ぶとセドリックが待つ部屋へと案内してもらった。
「アレク。ステータスは確認できたか?」
「はい。父上。神様方に加護もいただきましたし、鍛錬の成果が表れたステータスでした。」
「うむ。それはよかった」
アレンが部屋に入ると案内をした女性は一礼し部屋を退出した。
「では、アレン。私たちにステータスを見せてくれ。ここにはガルシア家の者しかおらんからな。」
「分かりました父上。ステータスオープン。」
【基礎ステータス】
〈名前〉アレク・フォン・ガルシア
〈性別〉男性 〈年齢〉五歳
〈種族〉人間族
〈称号〉(転生者) 辺境伯三男 (神に愛された男) (世界最強)
〈レベル〉1
〈HP〉(48,000/48,000) 5,000/5,000
〈MP〉(186,000/186,000) 16,000/16,000
【魔法】
(創造魔法Lv.10)
火魔法Lv.(10)2
水魔法Lv.(10)2
風魔法Lv.(10)2
土魔法Lv.(10)2
闇魔法Lv.(10)2
光魔法Lv.(10)2
生活魔法Lv.(10)2
身体強化Lv.(10)2
【スキル】
鑑定
アイテムボックス
武術
(物理無効化)
(魔法無効化)
【加護】
創造神Lv.(50)10
技術神Lv.(50)10
武神Lv.(50)15
生命神Lv.(50)10
魔法神Lv.(50)15
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「「「「、、、、、、、。」」」」
「どうしました、父上?」
「い、いや、、、ちょっと目がおかしくなったようだ。」
「セドリック様、、、。私も疑いたくなるようなステータスが見えておりますが、セドリック様もですか?」
「あぁ、、、。つまり、これは正真正銘アレクのステータスなのだな。」
「はい。」
あれ???ステータス操作で表示されるステータスを変えたのに反応がおかしいな。
「アレン。」
「はい。父上。」
「このステータスは、無暗に人に見せるなよ。お前たち二人もだ。他言した場合、私はお前たちを処刑しなければならない。」
「「はい。セドリック様。絶対に他言いたしません。」」
執事とテレスは声を揃えて他言しないことを誓った。
「父上。僕のステータスにおかしな点があるのですか。」
「お前はことの重大さを理解していないようだな。」
そう言うと父上は僕のステータスの異常さを話し始めた。
「まず、体力と魔力の数値がおかしい。体力は3,000あれば近衛騎士団長クラスだ。魔力も5,000あれば宮廷魔導士になれるというのにお前の数値は遙かにそれを上回っている。」
「はい。」
「それに魔法に至ってはこの国を建国した勇者様以来のオールラウンダー。加護も勇者様以来の五柱すべてからもらっている。」
せっかくステータスを操作したのにそれでも異常なステータスだったらしい。
「あぁ、陛下になんと報告すればいいのか。事実を報告しなければいけないが、このことを言ったらアレンは国の管理下になるのかもしれん。」
「すみません父上。」
これからの父上のことを思うと申し訳なくなるアレンであった。
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