絡新婦の少年 1章「妖精の誘う木」
家族関係に悩む少女・レイは、ある時夢を見る。夢で出会ったのは「妖精の王様」を名乗る不思議な青年。徐々に夢に傾倒していき、心が現実を離れ始めた彼女を引き留めたのは、転校生の少年・累(かさね)だった。少年の纏う不思議な空気に触れ、零はいま一度、自分の在り方を変えようと模索しはじめる。だがそれを遮るように、妖精の夢が牙を剥くのだった。
この作品は、GA文庫大賞に応募し3次で落選したものです。発表しないままではもったいないと思いましたので、こちらで発表させていだきます。
またカクヨムでも同時投稿しております。
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