個人的おすすめ映画15選!
こんにちは。これです。
私も含めて外出自粛中で暇な方のために、おすすめ映画15本を選んでみました。ここ三年の映画が中心です。洋画から邦画、アニメに至るまで幅広く選びました。どれもNetflixかAmazon Prime Videoで見ることができるので、ステイホームのお供にでもどうぞ。
1.勝手にふるえてろ
Netflix:〇
Amazon Prime Video:〇
江藤ヨシカは中学での同級生イチにもう10年も片想い中。しかし、会社の同僚であるニからアプローチされて……。2人の間で葛藤するパワー溢れるラブコメディです。この映画の魅力と言えば、何といってもこの映画で初主演を飾った松岡茉優さんでしょう。笑って泣いて千変万化の演技を披露。何を差し置いてもチャーミング。映画冒頭からその魅力にやられること間違いなしです。また、中盤のとある展開がとてもきついので、そこもご覧いただきたいですね。
2.パーティーで女の子に話しかけるには
Netflix:〇
Amazon Prime Video:〇
一風変わったボーイミーツガールが見たいならこの映画。主人公エンが出会ったザンは宇宙人。二人の恋模様をパンクロックが彩ります。けっこう観念的なところもあったりするのですが、それを補って余りあるエル・ファニングの魅力よ。特にエンの顔を舐めるところはヤバかったです。エンの成長も宇宙人側の変容も描かれていたりと、少し変わっているようでしっかりツボが抑えられているところが好きですね。宇宙人が不気味なのもポイント高いです。
3.映画ドラえもん のび太の宝島
Amazon Prime Video:〇
Amazon Prime Videoには新作の『月面探査記』を除き、ドラえもん映画がそろっていますが、今回お勧めしたいのが『のび太の宝島』。この映画の最大の魅力と言ったら「楽しい」ドラえもん映画になっていることだと思います。登場するひみつ道具もかなり多く、ドラえもん映画のお約束を存分に盛り込み、ミニドラがシリーズでも一番の活躍。外出自粛に疲れている方ほど見て楽しんでほしいですね。もう一つの主軸である親子の物語も心に響き、オオッとなるセリフもあります。
4.映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~
Amazon Prime Video:〇
しんちゃん映画もAmazon Prime Videoには多数取り揃えられていますが、今回紹介したいのはこの映画。タイトル通りしんのすけたちがカンフーを習うというお話なのですが、個人的には近年のしんちゃん映画では『ロボとーちゃん』に次ぐ傑作だと思っています。ポイントは、ストーリーの意外性。想像にしない方向にストーリーが展開していき、しかもそれが現代的な問題をもはらんでいるのですから見事としか言いようがありません。マサオくんにスポットライトが当たっているのも好きですね。
5.アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル
Netflix:〇
Amazon Prime Video:〇
フィギュアスケート界で実際に起こったナンシー・ケリガン襲撃事件を描いたこの映画。主人公であるトーニャがライバル選手のナンシーが傷を負うように仕向けたという衝撃的な事件を描いていますが、注目していただきたいのがトーニャを演じたマーゴット・ロビーの再現性。エンディングに実際のトーニャの映像が流れるのですが、ほとんどそのままだと驚愕させられます。超鬼母ラヴォナや全てを自分が操っていると錯覚しているデブ・ショーンなど強烈なキャラクターも多数登場しますよ。
6.blank13
Amazon Prime Video:〇
俳優としても活躍する齊藤工監督の初監督作品です。亡くなった父の本当の姿を子供たちが知っていくというストーリーで、高橋一生さんやリリー・フランキーさん、松岡茉優さんなど豪華俳優陣が出演しています。この映画はやっぱり役者の映画で、芸人さんなども多く出演しているのですが、それが全くノイズになっておらず、齊藤監督の配置の巧さを感じます。じわじわ来る面白さがありました。人間の価値はその人の葬式に来た人数では決まらないということですね。本編71分と時間も短めです。
7.万引き家族
Amazon Prime Video:〇
カンヌ国際映画祭で最高金賞パルムドールを受賞したこの映画。万引きで生計を立てる家族を描いています。ずっと家族を題材に描いてきた是枝裕和監督の極致ともいえる作品で、リリー・フランキーさんを始めとした俳優さんたちの演技が映画に静かな熱を与えています。特に印象的だったのが、終盤の安藤サクラさんですね。あの涙の演技は未だに頭から離れません。後ろめたさはあまりなく、あくまで楽しそうに暮らしている彼らの姿がよりいっそう胸に刺さる。近年の日本映画を代表する作品です。
8.羊と鋼の森
Amazon Prime Video:〇
宮下奈都さん原作のこの映画。ピアノ調律師とピアニスト、ピアノにまつわる人々を温かな目線で描いた優しい映画です。主演の山崎賢人さんは等身大の青年を演じていて、新しい一面が垣間見えますし、三浦友和さんなど脇を固めるベテラン俳優さんたちがとくかく落ち着いていて最高です。また、ピアノの映画らしく音楽が主役の映画でもあり、特にショパンの子犬のワルツには泣きそうになりました。劇伴もよく、森などのイメージで視覚的に音楽を伝えてくれるのも映画ならではで好きですね。
9.僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ―2人の英雄―
Netflix:〇
週刊少年ジャンプで連載中の『僕のヒーローアカデミア』、通称『ヒロアカ』の初の映画。まず凄いのが作画。最初からガシガシ動き、終盤の盛り上がりでは、言葉を失くしてしまうほどのバトルが展開されます。また、デクとオールマイトとの共闘という原作でも見られない展開が見られるのは、ファンにとっては嬉しいところ。もちろん、ヒロアカ初見の方でも最初にしっかりと説明してくれますし、"個性"と呼ばれる能力を使ったバトル物とだけ押さえておけば問題ありません。熱くなれること請け合いです。
10.家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
Netflix:〇
Amazon Prime Video:〇
タイトルが映画の内容をそのまま表しているこの映画。まずとにかく死んだふりをする榮倉奈々さんが無邪気でキュートなんですよね。死んだふりのバリエーションもやたらと豊富ですし。夫の安田顕さんも頼りない姿が印象的でした。とても明るくポップで軽い気持ちで見ることができます。でも、実は死と生という重いテーマをも扱っていて、後半の展開には一緒に考えてしまうことも。死んだふりは生きていなくちゃできないし、誰かに見られて初めて成立する。チャットモンチーの主題歌も良きです。
11.カメラを止めるな!
Netflix:〇
Amazon Prime Video:〇
2018年に最も話題をさらったのがこの映画。本当はネタバレなしで今すぐ見て!と言いたいですし、それぐらい魅力にあふれた映画です。その真髄はなんといっても圧倒的なエンタメ性。伏線がいくつも張られ、それが回収されていく様子は快感であり、観たときには大きな笑いが起きていました。またモノづくりの苦労や喜びを描いた映画でもあり、ある人はこの映画に自分の人生を重ねてしまうかも。話題になったけど今更…なんて敬遠せずに、この機会に是非とも見ていただきたい映画です。
12.ペンギン・ハイウェイ
Netflix:〇
Amazon Prime Video:〇
2018年、個人的に最も好きだったのがこの映画です。瑞々しい少年のジュブナイル。夏の空気が爽やか。ある日突然、ペンギンが出現するようになった街。その謎を主人公・アオヤマくんが解き明かしていく様子は、知的好奇心に満ちていて、まるで子供に戻ったかのようにワクワクします。蒼井優さんが声を当てたお姉さんの奔放かつミステリアスな雰囲気も最高。ペンギンパレードのシーンで絵的な爽快感も確保していますし、この空気で塞ぎこみごちな方にはぜひ見ていただきたいですね。
13.志乃ちゃんは自分の名前が言えない
Netflix:〇
吃音症の大島志乃と周囲から浮き気味だった岡崎加代の二人が「しのかよ」というデュオを結成するこの映画。とにかく大島志乃を演じた南沙良さんと加代を演じた蒔田彩珠さんという二人の若手女優さんが素晴らしいんですよ。光も影も見事に表現していて。音楽も素晴らしかったですし、南さんが歌うthee michelle gun elephantの「世界の終わり」はその映像とともに、心に残っています。自分のアイデンティティを探し求める映画だというのも刺さる。私は自分の名前が言えるのかと今も考えています。
14.クワイエット・プレイス
Amazon Prime Video:〇
こんなときだからこそホラーが見たいという方におすすめなのがこの映画。音を立てたら襲ってくる怪物との戦いを描いたワンシチュエーションホラーです。正直ツッコミどころは多数あります。こんな状況で子供産むなやとか。でも、それを上回る緊迫感があり、怪物のデザインも良く、手に汗握ります。それでいて、純粋な家族愛の物語になっているのもいいですね。熱い展開も用意されていますし。なお、続編が5月8日に公開予定だったんですが、公開延期となってしまいました。残念です。
15.日日是好日
Amazon Prime Video:〇
茶道にのめり込んでいく女性が主人公のこの映画。主演の黒木華さんと多部未華子さんの二人は対照的な役どころで良かったのですが、それ以上にこの映画は樹木希林さんの映画でした。含蓄のある言葉ににじむ温厚な人柄。樹木希林さんがお亡くなりになられて、最初のタイミングで公開された映画とだけあって、映画も一期一会なんだと感じました。気の持ちようで人間は大きく変わるというメッセージを伝えてくれた映画です。映像や音など自然の描写も細に穿っていて、安心して見ることができます。
完
以上で終了になります。
紹介したい映画はまだまだあるのでもしかしたら第二弾もあるかも……?
お読みいただきありがとうございました。