バイオレンスアンサー・夫 ⑧
ある日、仲睦まじいかは別として、一つの家族が娘が昼寝をしている時にある会話をしていた。その会話内容はこうだった。
「ねえ、あなた!! あれってなんだったかしら!?」
「知らない」
その時、妻の電光石火の平手打ちが夫の頬を打ち抜いた。
そして妻は一言、
「あなたが思っているほど、周りは面白いとは思って無いからね……?」
「……いや、君の記憶に無いものは解らないよ……」
「反対の頬もいってみる……?」
「結構です……」
あれって、鉄アレイですか?
……今のは流して下さい……。