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サテライトクラスタ  作者: 樫木佐帆
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詩:夏と向日葵と少女


夏の日差しで日焼けした肌と木綿で織られた白いワンピース

その胸に抱えているのは両手いっぱいの向日葵の花束

僕を見つけて駆け寄る君は無邪気さと元気そのものな笑顔

幸せに満ち光が溢れる川辺で、僕は世界の評価を改めるだろう


神様の不在にフザけた態度で授業フケて一人ふて腐れて

何もかも分かった気がしていたけど本当は何も分かってなかった

ちょっとだけ反省もしたけれど今はそんな事どうだっていいんだ

目の前に君がいて、会話する事ができる奇跡

まるで全ての事象を記したアカシックレコードに指が触れそうになった気持ち

簡単に言うと「とても幸せなんだ!」って、叫びたいhallelujah!!そしてEureka!!


深く深呼吸すると肺に入り込む空気の組成

N2 O2 Ar CO2 想像は光合成を覚え、新しい血と知が体を駆け巡る

乾いた喉に流し込むサイダー 君も一緒に口に含む

炭酸は口の中で弾け飛び、僕らの軽い思考は天をも越える!!


夏の日差しで日焼けした肌と木綿で織られた白いワンピース

ランブルフィッシュの争いのように互いに激しく心を傷つけながら

サイダーを一気に飲み干した君 やっぱり咳き込んで笑顔を見せる

幸せに満ち光が溢れる川辺で、僕らは愛について語り合うだろう…

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