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13:エミリオ1(プロローグ)
ロゼッタは大分歳が離れて生まれた第8王子エミリオ3歳と庭園で遊んでいた、側室の子である兄たちは早々に家臣になっているので王維継承権は2位である。
皇太子の兄ヴァルターは17歳、先日正妃を貰い結婚式をしたばかりだった。
エミリオの下には1歳年下の双子の妹、ミミリィとレレミィが居る、何をするのも一緒の二人は2歳にしてはませていて、侍女を困らせていた。
走り回るエミリオ、躓いて倒れた、泣きもしないので心配してロゼッタが近づくと
むくっと起きて、ロゼッタを凝視した、ロゼッタも手を差し出したまま固まった
「私もう、死ぬの?」
そう聞いて来たのは目の前の母だった
「いえ、ひ孫に囲まれて幸せな人生を送ります」
そう答えた僕
なんと、ロゼッタの生まれ変わり
「嘘だろ~被ってるじゃないか!神様可笑しいだろ~」
思わず叫んで周りの護衛や侍女、妹に変な目で見られた