巻き込まれに光にクズ野郎(仮)1頁のみ
二次のつもりないですが何かと被ってたりしてたら教えていただければ幸いです。
「す…すいません。」
ここは冒険者ギルドの前、真っ白な髪の青年が周りにいるおっさん達に何かを謝っていた。
端から見るとカツアゲにしか見えない状況で頬に傷のあるおっさんが渋い顔で口を開いた。
「珍しい光属性だっつうから入れてやったんだがなぁ」
「戦闘員なら誰でも良いし、お前光の良いとこ全然使えてねぇもんなあ」
「……すいません。」
頬に傷のあるおっさん《ザゴ》が呆れたように青年を責める。事実ザゴの言う事は正しい。
この世界において光属性は【癒し】と放つ魔法の速度が誇る点なのだ。しかし、青年は癒したる回復魔法は使えないし更に最も簡単な魔法のボール系ですら使わない。戦闘時は多少伸縮のする光魔法で創ったらしい剣で戦っているが、使えと言っても遠距離魔法を使わないので、他の基本属性を持つおっさん達よりも闘えていないように見える。
「悪ぃがお前はこのチームには要らねぇよ」
「…………………」レンに次は頑張りますという気は無いし別にそれでも良い。元々おっさん達が何処からかレンが光属性だというのを聞きつけ、半ば無理矢理レンをこのチームに同行させたのだ。
「ゎ…分かりました。有難うございました。」
ザゴの勝手な物言いに少し苛立ちを覚えながらもそそくさとその場を立ち去ろうとする。が
「待て」
ザゴに呼び止められもう宿に帰りたいという思いを押し込め振り向くとザゴが数枚のお金を渡してきた。
レンが困惑しているとザゴが
「少ねぇが餞別だ。…あとお前にゃ冒険者は無理だ。遠距離魔法が使えないだけならまだしもお前は光だ。光は近距離で強い奴はそういねぇ
遠距離魔法が使えないなら諦めろ光じゃ少し強いモンスターが出ただけで直ぐ死んじまう、何か他の仕事を探すんだな」
「…アハハ」
その言葉に自然と苦笑いが出てくる。
「お気遣い有難うございます。それでは」
「…あぁじゃあな」
貰えるならとお金【G】を受け取り、レンはもう二度と会いたくないなと思いながら今度こそ立ち去る。
ザゴは知らない戦闘中一番多くのモンスターを殺したのがレンであると、
ザゴは知らない自分達が足を踏入れようとも思わない危険区域にレンは幾度となく行っていると、
ザゴは知らない自分達程度が幾ら束になろうとレンを倒せないと………
続きは公開するか怪しいですが(何かをパクってたらしない)書き溜はしてます。
あとアドバイス下さい
稚拙な小節の閲覧お疲れさまでした。
本当に読んでいただき有難うございました。