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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

この手は全てを灰にする〜君に触れる為なら俺は呪われた力でさえ利用する〜

生まれつき原因不明の病を持って生まれた少年。名をカース。
彼は醜い見た目故か、両親に見放された。

そんな行き場の無い彼を救ったのは隣人の中年男、レイス・ハウスト。

彼はカースを両親に代わり、医者の元へ連れて行った。
しかし、針は灰になり、薬は効かない。

医者の手にも負えないものだった……。

それからカースは全身に包帯を纏い、身を隠す様にレイスと共にひっそりと暮らしていた。

──10年後。

彼は街に、歩くための杖を探しに降りて来た。

しかし、杖を購入したのも束の間、誤って杖を灰にしてしまい盛大に転んだ。

病弱なカースは支えが無いとまともに起き上がる事もできない。


──そのとき、銀の髪を揺らした少女が声をかけてきた。

「──あの、大丈夫ですか?」

それは、誰もが目を逸らす中でただ一人声を掛けた者、『アルカ・ルーベスト』だった。

そして声を掛けた後、彼女は”仰向け”か、”うつ伏せ”……どちらで起こすかを真剣に悩みながら、ズレた優しさを全力でぶつけてくる。

──天然で、真っ直ぐで、何より眩しいその存在が、

触れると灰にしてしまう巨大な力に悩み、生きてきたカースの止まっていた“時”を、動かし始めた。


「生まれ持ったこの力、何の為に使うのか」


君に触れるために俺は呪われた力を使う──。

※※※※※※※※※※※※※※※※

バトル×シリアス×ファンタジー作品!
少しのコメディも添えて〜。
毎日更新予定!
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★ “触れることすら許されない”少年の物語 ★

『この手は全てを灰にする〜君に触れる為なら俺は呪われた力でさえ利用する〜』

孤独と呪いに包まれた少年が、
たった一人の少女との出会いで動き出す。

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感想や応援の一言が、物語の命になります。
あなたの想いが、彼の“時間”をさらに動かします。

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