表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

エピローグ

これは飛鳥が書いてる小説です!ぜひ見てあげてください

エピローグ

栗原花

「おはようございます、お嬢様」

「おはよう、ええ?お、お嬢様?」

「そうですよ?あなたはグリム家のお嬢様じゃないですか…?」

「違います!」

私は、朝起きたら知らない『グリム家』と言うところに来ていたのだ。しかも私はここのお嬢様らしい

「お嬢様?どうされたのですか?」

「お嬢様じゃないです!その前にあなたは誰ですか?!ここはどこです⁈」

「はぁ?お嬢様じゃないみたいです…。あ!きっと寝ぼけているのですね!」

「寝ぼけてないです!ここはどこですか⁈」

「さぁさぁ焦らずに、バイオリンのレッスンの時間まであと、3時間ございます。寝てください。」

「はぁ」

これは夢だ。そう言い聞かせて私は仕方なく寝た。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

グリム・ライラック

「あれ?お部屋の内装が変わってますね…?そうね!きっとスミスがお部屋の内装を変えたのよ。」

「おはよう、スミ…⁈あなた誰⁈」

「え?どうしたの花?寝ぼけているの?」

「え?寝ぼけてなんてございません!それよりもあなたは誰?新しい執事?」

「え?あなた、花? よね…?」

「違います!」

あ、これはきっと夢だ。明らかに家の大きさが違う。

「寝ぼけてるなら寝てきなさい。」

これは夢でしょ。寝たら治るはず。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

第一話

栗原花

「はっ、あれ?さっきのは夢かな…?」

「花!大丈夫?さっきは寝ぼけてたみたいだけど…?」

「お母さん!さっき変な夢を見たの!」

「そうなのー」

「まぁあと、電車まで30分あるから準備してなさい。」

「はーい」

何だったんだろあの夢?

まぁ支度するかぁ

「今日はー、算数と、国語と…。あそっか。今日は音楽祭か。」

その時私は何かを踏みつけた。

「いたっ」

地面を見てみると。

ん?何このレース?ピンク色でかわいい。所々に金が入っててお嬢様のレースみたい。キラキラの宝石みたいなのがついてて超かわいい!

「かわいい!今日の音楽祭でピンとしてつけよう!」

花はその時知らなかった。それはグリム家の大事な物だってことを…。

「花!もう電車に乗る時間よ、降りてきて!」

「はぁい」

そう言って私は自分の服のポケットの中にしまい込んだ。

「行ってきます!」

「いってらっしゃい。今日は音楽祭でしょ?楽しんできてね」

『ガチャ』

今日音楽祭かぁ。上手く歌える自信ないな。特にサビの英語の高音。歌へたっぴなのに、高音出せないよ!第一、英語の発音悪いし。

そう考えていたら、駅に着いた。

「あ、花おはよう!」

「おはよ、ゆら!」

この子は佐藤ゆら。食べるのが大好きで、ちょっとぽっちゃりさん。でも、歌がものすごくうまくて、放課後教えてもらったりしてる。

「あー、今日音楽祭だよー。」

「大丈夫だって、花と一緒に放課後練習したじゃん!」

「まぁね」

『ピンポーン。まもなく電車が発車しまーす。』

「うわぁ、いそご!」

セーフ、乗れたぁ。

『発車しまーす』

10分後…

『ピンポーン。気候の影響で、電車が揺れることがありますので、お近くの手すりにつかまってください。繰り返します。気候の…』

「あ、天気悪くなるって言ってたねー」

「ね、音楽祭なのにぃ。」

『ガタンっ』

私は慌てて手すりをつかんだ。

「やべっ体制崩した。」

「ぐへ」

私はゆらとぶつかった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

グリム・ライラック

「おはよう…はっ、ここは自分の家よね?!」

「そうですよお嬢様!やっと目覚めましたか」

「スミス!私は変な夢を見たの!これはきっと何らかの病気だわ!」

「違いますよ、お嬢様が寝ている間医者に検査してもらいました。健康ですね。」

「はぁ」

「そう、もうすぐバイオリンのレッスンが始まります。面会室に行ってください」

「はーい」

何だったの?あの夢は?

「あ、ライラック!おはよう!」

この子は私のお姉ちゃん。ラベンダーっていうの。

「お姉ちゃん!もうバイオリン始まっちゃうから後で一緒に朝ごはん食べよ!」

「いいわよー」

10分後

「では、今からバイオリンの授業を始めます」

「はぁい」

「ライラックさん。練習はしましたか?」

あっ、いけね忘れてた。

「し、しましたよ!いっぱい練習しました!」

「では、ひいてくださいな」

「は、はい」

ちょ、やばいってぇ。あ、トイレ行ってちょっとでも楽譜覚えよう!

「先生!お手洗いに行きたいんですけど…」

「どうぞ」

「ありがとうございます!」

『ガチャ』

トイレに直行!うう、覚えられるかなぁ

「ふむふむ、ここはドね。そのあとは、レレドソか。」

その時私は、頭に衝撃が走るのを覚えた。

「ん?うわぁぁ!」

そこで記憶が途切れた。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ