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かの聖女は夜に歌う  作者: 夜野 天
1/5

リハビリ作品です。

数話完結予定。



 いつでも私は歌を歌う。

 声だけあれば、それで良いのだから。



+++



 これは異世界召喚だ、と、私が理解した時にはもう、全てが決まっていた。


 突然の非日常。唐突な非常識。

 見慣れぬ光景に、見慣れぬ人々。無理矢理、聞き慣れた音に変換されるものの、聞き慣れぬ言語。


 自室にて、寛いでいたはずが、目の乾きを感じ、瞼を押さえ、開いたらもうすでにここにいた。


 まるでファンタジー小説の中に出てきそうな巨大な魔方陣の中央に、傍にいる()()と一緒にへたりこんでいた()()()

 と言うのが後々この時のことを思い出した私の感想だ。


 まつで、他人事のようだと自分でも思うが、こちらの世界へ召喚されてからの数日は、本当に思考自体がぼんやりとしていて良く覚えていない。


 やっと私が現実を受け入れ、思考が飛んでる間にも聞いた話を咀嚼し、我に返った時には、私は一人、召喚された王宮の中庭の一つ。花の咲き乱れる青空の元、木の幹にもたれかかり座り込んでいた。


 いつの間にか目の前を通り過ぎた記憶によれば、私は“聖女”なのだと言う。


 誰が言ったのかは覚えていないが、誰かが言ったのは覚えている。


 数百年に一度、この世界は瘴気を吹き出すのだと言う。


 それはまず、人の少ない所から徐々に世界中へと充満していき、やがて様々な被害を齎す。


 草木を枯らし、土地を腐らせ、弱い動物を殺し、強い動物は魔獣へ変える。


 小規模の内は各国の神官達で対処出来るらしいが、今回は発覚した時にはもう手遅れだった。


 人の少ない所などは()うに過ぎ、魔獣の大量発生から、疫病の蔓延。

 各国が抱えている神官の数では、対処が追い付かず焼け石に水。


 頭を抱えた各首脳達によって、今回の召喚が成ったそうだ。


 過去、たった数回のみ手を出された禁呪。

 それによって、現れるのは異世界からの浄化の聖女が()()人きり……。


 私達(・・)に向かって説明をしていた誰かはそこで言葉を切り、何かを言いたげにしていたことはぼんやりと覚えているが、酷くどうでもよかった。


 だってそうだろう。この世界が大変なことになっているのは気の毒だと思うし、何とかしたいと思う気持ちもわかる。けれども、それで生まれ付いた世界から引き剥がされた人間の身にもなって欲しい。


 例え今までの家も家族も、私に無関心で私に執着が無かったとしても、私はあの世界を愛していた。


 学校までの通学路も、人の生き付く家の香りも、窓から移り変わる空の色も。

 枯れて落ちた葉の色も、人々が歩くコンクリートの靴音も、夏の水の冷たさも。

 人の紡ぐ物語の有り様も、才人が作る音の波も。


 私の愛するもの達から、一瞬で引き離されたと知った衝撃は、私を茫然自失させるに充分だった。


 何を言っても、何をしても反応の薄い平凡な女よりも、この世界の有り様に憤り、健気に人々を救わんと奮起する美しく可憐な少女の方へと人々の関心が集まるのは、酷く当たり前な流れだろう。


 あまりのことに自失した私と、彼女は違った。


 同じ世界から、同じ召喚術で現れた可野(かの)御弦(みつる)という少女は酷く美しく可憐な女の子だった。


 日本の学生だったようだが、もともとどこかの国のハーフだったのか、柔らかなミルクティ色のふんわりとした長い髪に長い睫毛を持った青い瞳の美少女。


 魔方陣の中で、震えてへたり込んでいたのは私と同じだったけれど、召喚した彼等(かれら)の話を聞いてからの彼女は違った。


 世界の現状に心を添わせ、世界の異なる人間にさえ助けを求める気持ちを憂い、協力を申し出たのだ。


 まさに、聖女然とした御弦の行動に、人々は心を動かされ、彼女に尽くすようになるのは遅くなかった。


 人々の中では、彼女こそが聖女であり、世界を救う救世主。

 そして私は、その聖女に巻き込まれ、この世界に来てしまったただの人。


 ならば、扱いに差が出てくるのは当たり前だろう。


 私が我に返り、改めて現実を受け入れたのは、そんな現状になってもう何日かは経った後だった。


 私は自分が座り込んでいた木の根元からそのまま上を見上げた。


 明るい日差しを遮り、光を浴びた葉は、緑色に輝き鮮やかに瞳に映る。

 風が吹き頬を撫でる感触が、生命の息吹を思わせた。


 顔を動かし、視界に入る空は生まれた世界と同じ青い色をしていて、雲も白く流れている。


 私は知っていた。

 意識を閉じていたここ数日の間にも、夜には星が出て月と同じような惑星が見えることを。


 私は知っていた。

 意識を閉じていた間にも、もう一人の彼女が浄化の力をはっきしたことを。


 けれども、私は知っていた。

 私以外の誰も知らないことながら、私の中に確かに力があることを。


 私は、私が聖女であることを確かに知っていた。



+++



 部屋付きの使用人達は、私のことを話しかけても反応のしない身元不明の少女という風に認識しており、実際扱いもそのようなものだった。


 召喚されてから数日、何の反応も示さなかった少女が何者なのかも知らされず、ただ、世話をするようにとだけ言われているのならば、扱いもそのようになるのは仕方の無いことだろう。


 同じ時期に現れた聖女様に夢中になるあまり、同じ時期に現れただけの、何故城で世話をしているのかもわからない少女に、使用人達は酷く無関心だった。


 けれども、その感覚は少女にはとても馴染み深く、彼女の方から無関心になることもまた、早かった。


 日に三度、設けられている食事。それ以外の空いた時間、私は図書室に入り浸った。


 知らなくてはならないことが、たくさんある。

 学ばずとも、言葉を聞き取ることが出来、且つ文字も読めて幸いだった。


 この世界はどのように動いているのか。

 国はいくつ有り、何が栄え、何が作られているのか。

 どんなことが美徳とされ、何を悪と位置付けられるのか。

 流通は? 交易は? そもそも、他国はあるのだろうか。あったとして交流はあるのか。

 交流があるのならば、他国と自国の違いは何?

 星があり、山があるのはわかっているが、ならば海は?

 この国の生活水準はどのくらいか。

 今の私の状況が恵まれているとしたら、一般市民はどのように生きているのか。

 貨幣はあるのか。あるのならば、一体どのような流れで世間を周り、どのように重宝されているのだろうか。


 開け放たれた窓から風が流れ込み、頬を撫でて行く。


 聖女に課せられた世界を浄化する、という役目故、今は現地の神官達がなんとか抑えているという瘴気の吹き溜まりを旅して周らなければならない。


 その準備期間、という名目で与えられた数日の猶予。


 本来ならば、すぐにでも旅に出なくてはならないほど今の世界に余力は無い。その中で数日とはいえ準備期間があるというのは、本当に有難いことだった。


 “数日の猶予”のことを食事を置きに来る使用人達のお喋りで知った彼女は、心の底から猶予期間を設けた“陛下”に感謝した。


 何よりも恐ろしいのは“未知”であること。


 仲間がいようと、友人がいようと、家族がいようと、自分が今まで培ってきたものが一切通用しなかったら。

 そんな所、恐ろしくて一歩も歩くことなど出来ない。


 ましてや、自分は望まれてついて行くのでは無い。


 ならばせめて、今だけでも知っておかなければならないことは知っておかなければ。


 自分の身の内の力の内容も、使い方も理解している。


 私は、この世界に来てまず、自ら作った魔術陣入りの首飾りをきゅっと、手の平に握りしめた。



+++



 その人は毎日朝と夜、聖女を遣わすという女神の神殿に祈りを捧げていると聞いた。


 有名な話、というよりも日常のことなので少し聞き耳を立てるだけで得られる情報だった。

 だから、私はその人が来る前から、その神殿の中にいることにしたのだ。


 その人がいる所に私が行くのではない。私がいる所に、その人が来るのだ。


 自分から会いに行くというのは、多くの時間を費やすことになるだろう。

 酷く、無駄な時間になるであろうことは想像に(かた)くない。


 この神殿がその人物専用の場所であることは理解している。

 けれども自分が罰せられることが無いことも知っていた。


 背後の扉が開かれる音と共に、私は女神を模した像から、そちらへ視線を向ける。


 立っているのは数人の男性。


「何者だ。ここが陛下専用の殿であることを知らぬわけではあるまい」


 言って前方の男が手を掛けるのは、彼女には見慣れぬ剣の柄。

 己の職務を全うしている騎士の背後、警戒も顕わに彼女を見詰める二人の内、一人に焦点を当て、彼女は口を開く。


「ディアラス国王陛下」


 見知らぬ異人種の娘に呼びかけられ、その人は瞳を細めた。

 男が頭上に掲げている王冠の意味を知りながら、立ち続け、尚且つ、頭も垂れず、真っ直ぐに相貌を見続けるその娘に思う所があったからだ。


 聖女召喚と同時になされた報告。

 手違いで来た異世界の娘。


 気が振れたのか、呼びかけても反応も薄く、今は王城の一室を与え世話していたはずだ。

 破格の待遇のようにも思えるが、何の関係も無い人間を手違いで呼び寄せてしまったのはこちらなのだ。


 気が振れ、何の反応も取れないのならば猶のこと、市井へ出すことも出来ない。故に暫くしたら離れにでも居を移させ、療養させようと思ってはいたのだが。


 こうして見た所、意識もはっきりとしているし、自分が今どの国にいるのかもわかっている。

 そして迷わず、男に視線を当てた所を見ると、一定水準の教養も備わっている。


 娘は丸腰。


 彼女に真っ直ぐな瞳を向けられた男は、背後に控えている自分の腹心に目配せをする。

 腹心が一つ頷いたのを見て、再び娘に視線を向けた。


「無礼者っ! 誰の許可を得て直立している! 礼儀を弁えよっ!」


「止めよ」


 声を荒げる近衛の騎士に制止を掛ける。

 騎士は弱冠の躊躇を見せながらも、王命に従った。


 騎士にとっては、無礼な小娘だとしても王にとっては生まれた世界から無理矢理引き剥がした聖女と同郷の娘だ。


 静養先を考えていた程度には気に掛けていた相手が意志を持って会いに来たのなら話ぐらいは聞いてやりたい。


 騎士の視線は娘からブレない。国王の近衛になる位には優秀な男だ。その騎士が真っ直ぐに娘を見詰めている所を見るに、彼女がたった一人でこの神殿にいることがわかる。


 腹心は王の視線に心得たようにまた一つ頷く。


「エルグラント=ノートン」


「はっ」


「部屋から出、扉の前に控えよ」


「! しかし、閣下っ」


「控えよ」


「……はっ」


 逡巡は瞬きの間に鎮まり、騎士は部屋から退室した。


「……さて、異世界からの客人、私を国王と知りながら何用か?」


 聖女、御弦の話を聞くに、異世界はこちらとまったく様相が異なるという。

 ならば、この少女にもこちらにのっとった礼儀を求めるのは酷なことだ。


 王が問うと、丸腰の娘は、不意に立ち尽くしていた場所から移動を開始した。

 王の問いには答えず、不審を現す王等の横を無防備に通り過ぎると、今し方閉ざされたばかりの扉にその指先で触れる。


 瞬間刻まれた魔術印に、王の側近、腹心の宰相が王を庇う様に娘との間に立った。


「っな! 魔術印っ!?」


「……効果は“防音”です。ディアラス国王にお願いがあって来ました」


 異世界の娘が、魔術を使える。


 召喚され、連日の特訓を受けている浄化の聖女ならばいざ知らず、正気も無く、部屋に閉じこもっていると思っていた娘がそれを使用するという時点で、こちらの失態だ。


 得物を所持しておらず、一人ということで安易に人払いをしてしまったことが失敗だった。


「……私に願いとは、何だ? 聞くだけ聞こう」


 王は、気を引き締め直し、口を開いた。


「私を、浄化の旅に同行させて下さい」


「浄化の旅に……?」


「“浄化の聖女”と腕の立つ者達で、瘴気を払う旅に出るのだと聞きました。

 私を一緒に連れて行くように国王から命令して欲しいのです」


「……っ、何を、馬鹿な……」


 一体何を考えて、そのようなことを申し出るのか。

 大方、聖女と旅を行う者達の容貌に惹かれたのだろうが、彼等は見た目だけではない。きちんと見かけに相応しい実力のある者達だ。

 そうして、しっかりと実力のある者達に任せなくてはならないくらい、旅は過酷なものになるだろう。


 土地の浄化はもちろんのこと、穢れた土地に犯され魔獣となってしまった生き物も相手にしなくてはならないのだ。


 生半可な気持ちで同行が出来るような易しい旅では無い。


「それは出来ない。そなたが死ぬかもしれないとわかっていて、許可出来ることでは無い」


 何も理解していない女の戯れ。

 王は苦り切り呆れた表情を隠さず、彼女の願いを断じた。


 旅には王の息子、王子も行かせる。民のことを思い送り出すものの、無事に帰って来て欲しい。


 心静かに祈りを捧げに来たその心情さえ穢されたような心持になってしまい、王は常になく苛立った。


 わからないことで罰を与えるつもりは無いが、それでももう、この女子に付き合ってはいられない。

 速やかに立ち去るように声を掛けようとし、彼女の表情を目にした瞬間、王を息を呑んだ。


 今まで表情も無く、立ち尽くしていた少女。


 口元に(はだ)いた笑みは優しさ。

 細められた瞳は、愛。


 地上に遣わされた女神のごとき微笑みに、対応していた王も、追従していた側近も言葉を失う。


 天井の硝子戸から光が降り注ぎ、彼女の黒髪を照らした。


「私は、あなたを好ましく思います」


「……っ」


「賢王よ。あなたは私の死を厭い、私を止めて下さいました。でも、私は行かなくてはならないのです。―――…として」


「……っ、あなたは……っ!」


 そうして、少女は息を吸い込み、吐いた。



+++



「―――っっ!!? ――か! ―――……いか!! 陛下っっ!!」


 いつの間にか、目の前にいたはずの少女は消えていた。


 温かい……、温かい心に、色彩の溢れすぎた視界に、王はやっと自分が滂沱の涙を流し、力無く跪いていたことを知った。


 開け放たれている扉に、外で控えていたはずの近衛が王へと懸命に声を掛けている。


 月の光る夜のような紺の髪に、若くとも武人らしい精悍な面立ち。


 そうだ。確かこの者も、聖女と共に旅に出ることが決まっていた。


 思い至った時、衝動的に青年の肩を両手で掴んでいた。



「っ!? 陛下……っ!?」


「守ってくれっ! どうかっ」


 理解が追い付いていない表情。それでも止められなかった。


 神の慈悲が。


「どうか……っ。あの方を……!! 神よ……」


 なんということだ。なんということだ。


 肩を掴んでいた手の平が、力無く滑り落ち、床に着く。


 自然と見上げた女神の像。

 涙の止まらない視界で、深く深く頭を垂れた。


「ああ……っ。神よ……っ! 女神アルセリアよ……!! 感謝致します……っ」



+++



 キニーネ歴1789年、黄燈(おうとう)の月第5日、ディアラス王国にて召喚されし浄化の聖女一行は全国、各島々を巡る旅路へと本日出向する。


 まず、ここディアラスの瘴気の吹き出すポイントを巡り、隣国、海向こうと歩みを進めるのだ。


 聖女が現れた時のために、以前の聖女が旅した道順や、工程など詳しく書かれている資料もあり、今回の旅も同じ道筋を辿るつもりではあるが、いつ終わるとも限らない過酷なものになるであろうことは想像に難くなかった。


 よって、聖女の旅に同行する者達も、相応の実力者が選出されている。


 一同を率いるリーダー、統率者としてディアラス王国第二王子、アラン=レイ=ディアラスを皮切りに、前衛に出ることを第一としている国境隊の副隊長。瘴気を抑えている神官の代表者、神皇国の上位神官。

 王族である王子の近衛として若手の騎士が一人と、後方での支援をする魔術師であり、旅路の記録を記す書記官が一人。


 系統は様々だが、いずれも若く見目の良い男達ばかりだ。

 長い旅のことを考えればもちろんだが、全員が独身者で固められているのは、誰かが聖女を留め置くことに成功することを願われているからだろう。


 ここに、他国の者の介在しが少ないのは、偏に聖女召喚から出発までの期間の短さが上げられる。


 国家間の協議でディアラス国が聖女召喚の儀式を行うこととなったものの、召喚を行うことと、成功することはまた話が違う。


 ディアラスの召喚の儀で、聖女の召喚が相成らなければ、召喚権は第二の権利を獲得した他国へと移る。


 他の国々の人間が初期メンバーに入らないのは、成るか成らないか見えない国に集まるよりも、浄化の旅の道中にて寄る聖女等に接触を図る方がはるかに易しと思ったからに他ならない。


 瘴気の浄化という大義を顕わに、国家間で行われる駆け引き。その全てを玉座から眺めながら、出発式まで至った王は最後、式を閉める言葉を口にするため立ち上がった。


「諸君等は、これから様々な苦難に直面するだろう。だが、己の力を信じ、そしてこれから旅を共にする仲間を信じ、強き心で事に臨んで欲しい。


 信じて欲しい。望みはあるのだ。それが、諸君等全てなのだと。

 聖女ミツルに感謝を。この世界の救世主。貴公等ディアラスの勇敢なる戦士達が聖女を守り導き、必ずや無事に戻ることを祈っている。

 女神、アルセリア万歳!!」


 女神アルセリア万歳!

 聖女ミツル万歳!

 ディアラス王国万歳!!


 国王の一声を受け、家臣一同が大音声を上げた。

 


 

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