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第五話 街へ行こう!

「ミケ、とりあえずバトルハンマーしまうから、こっちに戻してね」

「はーい!」


 ミケからバトルハンマーを返してもらい、アイテムボックスにしまいます。

 ……よくこんな重いもの振り回せるなあ。

 改めてミケの怪力に驚きつつ、とりあえず街に行くために、アイテムボックスから地図を取り出した。

 お、今いる位置が印つくのか。これは便利。

 太陽の位置が今ここだから……


「シルにミケ。さっき馬車が向かった方角に街があるみたいだ。まずはそっちに行ってみよう」

「了解だぞ、主人」

「街に行くんだ、やった!」


 シルとミケも了解してくれたので、街に行くことに。

 アイテムボックスに色々入っているので、野宿になっても大丈夫!

 道中はゆっくり歩いて行きます。


 気温も暖かく風も強くないので、歩くにはちょうど良い環境です。

 ミケは鼻歌の様な感じでにゃーにゃー言いながらスキップしています。

 見ていてもとっても可愛いです。

 シルの方も尻尾をゆらゆらとして機嫌よさそうです。


 街道沿いには結構大きな川も流れていて、時々休む時にみんなで川の中を覗いたりと、のんびりゆっくりと歩いて行きます。

 

 そうこうしている内に、陽も沈みそうです。

 今日はこの辺で野宿となりそうです。

 

「シル、ミケ。今日はこの辺りで休むようにしよう。野宿の準備をするぞ」

「分かったぞ、主人」

「わーい、お兄ちゃんとキャンプだ!」


 そういえば、ミケも元の世界は一緒だから、キャンプという言葉は知っていたか。


「主人、あのあたりが良いのでは?」

「お、シル流石だな! 平べったくていい場所だ」


 シルが街道沿いにテント張るのにいい場所を見つけてくれた。

 人為的な感じもあるので、前に誰かが使ったのかな?


「シルは、この辺りを警戒してくれ。ミケは小枝とか集めてくれるかな?」

「主人、了解だぞ」

「はーい」


 みんなが色々動いている間に、俺はテント張りと今晩の晩御飯の支度だ。

 ふふふ、何を隠そうこの俺は、実はソロキャンプの達人だ!

 ……可愛い女の子とキャンプしたかったなあ……

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