スライム狩り
スライムは、2体に増えたが、大きさは半分になっていた。
もう一度短剣を使おうかとも思ったが、[これ以上増えても]と考えて止めておいた。
「どうしよう・・・!そうだ魔法試してみるか。」
幸いスライムの動きは遅く、魔法当たりそうだし、色々考えてる余裕もあった。
「火水土・・・・・・」
すべての魔法を試してみたが、あまり効果が無いように見えた。
何のための貸し出しだよ。どれも効かねーじゃん。
そうだ説明書・・・
説明書は、何も変わっていなかった。
ん~困った・・・スライムからの攻撃は、喰らいそうにないけど、倒す方法がわからん。
「鑑定」これは、どうだ?
スライム
Lv 0.5
HP 10
MP 0
お!見えた。[鑑定]ランクが、上がれば・・・とか言ってたけど、ランク上げれば弱点とかも見えるかも!?
これに賭けてみるか!
この手のランク上げは、使用回数だろうと、何度も[鑑定]を使っていく。
5回目で、変化が現れた。
Lv HP MP の他に、体力 腕力 などのステータスも見えてきた。
さらに、[鑑定]を重ねていく。
10回目でスキルが、30回目で種族特性が、見えた。
「弱点は、まだか・・・」
スライムに対峙してから、一時間ほどたった時ついに弱点が、見えた。
「よし、きた!!」
[鑑定]の回数は、100からは、数えていない。1000回には届いて無いだろうが、そうとう使った。
スライム
Lv 0.5 HP 10 MP 0
体力 1 腕力 5 脚力 1 知力 1 魔力 0 運 0
スキル 単細胞分裂
種族特性 単細胞分裂にて数を増やす
弱点 火 分裂限界(Lv0.1)以下まで分裂させる
火は、さっき効かなかったし、どんどん切って分裂させてみるか。
スライム Lv0.5▶️Lv0.2▶️Lv0.1▶️消滅!
「よし!倒せた。残りもサクサク終わらせるか。」
それから、5分もかからずに初めてのスライム討伐が、完了した。
説明書を確認すると、討伐完了が8になっていた。
「なるほど、分裂させた倒せたら、各1体扱いになるのか。確かにおすすめだわ。」
それから俺は、時間いっぱいまで、スライム狩りをした。
見つけるのに多少手間取ったが、それでも討伐完了は48体になた。
「帰還」
※ここまでの成果
スライム討伐 48体 MP-16 スキル[鑑定]ランクUP