依頼を受けよう
俺は、冷蔵庫からスポーツドリンクを取り出さし、ベットに腰かけた。
「そういえば、部屋について何も説明がなかったなー・・・
あとで、ナビさんに聞いてみるか。」
少し飲んで、落ち着いた俺は、鑑定を使ってみることにした。
伊藤 武尊
職業 冒険者カンパニー社員
ジョブ 冒険者1
Lv 1
HP 100
MP 50
SP 0
体力 10
腕力 10
知力 10
魔力 10
脚力 10
運 50
スキル 鑑定不可
まるで、ゲームだな・・・詳細は、鑑定出来ないのか・・・
Lv1で、この数値って、大丈夫なのかな?
運は、良いみたいだし、ためしに依頼受けてみるか!
部屋を出たら、左右に廊下が続いていた。部屋のドアには、[タケル]と見たこともない文字で書かれていた。
『言語理解は、オフィシャルかな?』と思いながら、左側にあった階段を下りて行った。
どうやら、俺の部屋は、三階のようだ。
一階について見回すと、長いカウンターに3人の受付?がいた。
右側にいた、ナビさんに声をかけてみた。
「とりあえず、依頼ってのを、受けてみたいのですが?」
「はい、初級依頼は、スライムの討伐か、ゴブリンの討伐になります。」
「安全な採集みたいなのは、無いんですか?」
「昔は、あったらしいのですが、現在は農家が栽培していますので、なくなりました。」
「希少種などの採集は、ありますが、超級からの依頼になります。」
「そうなんですね。・・・、おすすめの依頼は、どちらです?」
「そうですね。スライムをおすすめします。」
「こちらですと、短剣と初級魔導書が、貸し出されますので」
「わかりました。では、それお願いします。」
「では、こちらに説明書をお願いします。」
説明書を持って席を立って行った。5分ほどして戻って来たナビさんが、説明書、本、短剣を俺の前に置いた。
「依頼が受諾されました。スライム討伐は、3匹ごとにカウントされて、1カウント500Mになります。」
「Mってなんですか?」
「Mとは、こちらでの通貨です。貸し出し品は、壊したら1つ10,000Mなので、ご注意くださいね。」
「は、はい!」
「そちらの初級と書かれたドアを進んで、5分ほど進むとスライムの生息地になります。」
俺の後ろのドアを指差して、そう言われた。とりあえず行ってみるか。