なぞのおっさん
手紙が、光ったと思ったら見知らぬ部屋の中に・・・
『採用おめでとう。伊藤 武尊君。ようこそ、異世界カンパニーへ』
いきなり目の前に現れた、『おっさん』にそう言われた。
あれ?口動いて無かったような???
『念話で失礼。私の声は、人間には有害なのだよ。』
『あと、おっさんは、酷くないかい?まだ300才なのに・・・』
念話?は?夢???てか、300才っておっさん通り越して、じいさんでは?
『夢では、ないよ。あと、考えていること、聞こえているからね!!』
『まずは説明しよう。
我が、異世界カンパニーは、
異世界に冒険者を派遣する仕事をしているのだ。』
『君が、受け取ったチラシは、
適正者にしか読めないようになっていたのだ。』
『つまり』
「つまり?」
『面接に来た時点で、採用が決定していたのだ。』
「え?」
『いくつか、スキルを授ける。』
おっさんが、光だした。
『では、しっかり稼いでおいで。』
「えぇぇぇぇ???」
光が、強くなって何も見えなくなった。
光がおさまった後、゛俺の部屋゛にいた。
なんだったのだろか?やはり夢だったのか?と俺は、部屋を出た。そして、戻った!
「どこだ!?ここ!?夢じゃなかったのかよ・・・」
部屋の外は、見知らぬ廊下につながっていた・・・