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就職先は異世界でした  作者: コウイチ
19/92

デート?

「そろそろ、お昼にしない?」


時間は、もう1時を過ぎている。

買うものも買ったし、俺もお腹が空いている。


「そうだな。じゃあご飯行こうか。」


社食へ向かって歩きだした。


「どこに、行くの!?」


「ん?社食だけど!?」


「せっかくの、お休みなんだから、他所で食べましょう!」


ララは、社食じゃ不満らしい。

俺は、社食で良いんだけどな・・・

あそこの飯、旨いし・・・


「散財したばかりだし、社食が良いんだけどな・・・」


一応、俺の意見を伝えてみた。


「お金のこと気にしてるの?」


「心配しなくて良いわよ!他にも安くて美味しいお店知ってるんだから。」


「さぁ、行きましょ。」


ララは俺の手を取り、歩きだした。「あれララちゃんじゃね」「となりの奴だれだ!」「羨ましい・・・」「あらあら・・・」

「リア充死ね!」・・・そこそこ注目されて恥ずかしい・・・

ララの方を見ると、彼女の頬も若干紅くなっていた。


・・・・・・・・・


「ここよ。私のお気に入りなの。」


オープンテラスもある、かなりお洒落なカフェ風の店だ。


「いらっしゃいませ。何名様ですか?」


「二人よ。」


俺たちは、テラス席に座った。

メニューに、値段が書いてない!!大丈夫か・・・


「すみませーん。」


ララが店員を呼んだ。


「はーい。・・・あら、ララちゃんじゃない。今日はデート?」


ウエイトレスさんは、ララの顔見知りだった。


「ちょ・・・違うわよ!」


真っ赤になって否定された・・・そこまで嫌がらなくても・・・


「彼は、今担当してる、新人のタケルよ。」

「それより、注文良いかしら?」


「まぁ良いわ。そうね、仕事しなきゃ。」

「ご注文をどうぞ。」


「パスタセット2つと、チーズケーキセット2つで。」


パスタセットから出てきた。ナポリタン風のスパゲッティ、ラビオリ、サラダ、スープのセットだ。とても美味しかった。


「タケルこの後、予定ある?」


ケーキセットを食べなが、そう聞かれた。ケーキセットは、チーズケーキとコーヒーのセットだ。これも旨い!


「いや、帰ってトレーニングでもしようと思ってたけど?」


「だったら、この後スーパー銭湯行かない?」


ん?銭湯が、あるのか・・・??

俺はいつも受付近くにある”無料”のシャワールームを使っていた。銭湯があるなんて初耳だった。


「銭湯なんてあったっけ?」


「2階の施設にあるじゃない。知らなかったの?」


頷いて、シャワールームしか使ってないことを伝えた。

2階には、銀行の他に、病院・プール・銭湯・トレーニングジム・マッサージ店・・・などが、あることを教えられた。


今まで2階の情報は、銀行しか知らなかったし使わなかったので、素通りしていた・・・少し探索しとけば良かったな・・・


スーパー銭湯に向かった。

ちなみに昼食は、奢って貰った・・・

そこは、水着着用のレジャー施設だった。

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