説明
誤字脱字があると思いますが、雰囲気で読んでくだい。
では、ごゆっくり。
「君たちは、転生したのだ!」
「魔王を倒し世界救え!」
「それじゃ、行ってらっしゃい…」
待てこいつは、何を言ってるのだ?
今さっき本題入るとか言ってらっしゃったのに
三行で、本題終わりとか普通ないだろ!
おい待て…
なにやら怪しげな光の粒が、僕たち家族の周り囲む…
「それは、違う…」
僕は悟った。
この転生ロクなもんじゃないと…
異世界
「は…」
「あの神いきなりどこに転生させてんだよ!」
僕たち五人は、転生早々に森で体長四メートルの大きな猪に追いかけられていた。
「うぉぉーーー!」
こいつめっちゃ速いじゃねぇーかよ。
「やばいヤバいやばいヤバイやばい!!」
「うるさい廻!ちょっと黙れ!」
「未永姉何とかしてよ!」
「一番運動神経いいだろ!」
「ならいい方法が、あるぜ!」
「未永姉速く教えてぇーー!」
「廻…」
「お前はそのまま走り真っ直ぐ走り続けろ!」
「姉さんたちは、横に逃げるから。」
「わかったよ未永姉」
「…」
「完全に囮役じゃないか!」
「もういないし…」
「あ~もう!こうなったらやるしかない!」
死ぬ気で走れ!!
森から抜け出せば何とかなるはずだ!
おっ!
あのまま光は、もうすぐで森から出られる!
「うぉぉぉぉーーーー!!」
その時僕は、悟った。そこにはあるはずの
地面がなくずいぶん下の方に木が生えている。
あ…
これはサスガにおわったな…
死ぬ可能性が確信に変わった。
その後のことは、よく覚えていない。
「おーい」
「大丈夫?」
この声は、早奈姉さんの声?
でも…僕…崖からおち…て…
「あれ僕死んだんじゃ亡かったの!」
「夢か…じゃなきゃ早奈姉さんの声なんて聞こえないし」
「おーい」
「でも考えてみれば変だよなー」
「聞こえてるー、廻ー」
「一回地球で死んで、転生してこっちでも死んでって」
「おかしな話だよなー」
「ねーってば」
「て言うか地球での僕達は、死んでるのかな?」
「あ…でも転生だから死んでるのか…」
「廻、何ぶつぶつ言ってんだ!」
「早奈姉さん、廻を叩き起こしたら?」
「うーん…そうね!」
「えいっ!」
痛い…ほっぺが痛い。
どんどん痛くなってく…夢じゃないのかな…
「っておい!」
「いくら何でも叩きすぎ!」
「ごめんごめん」
「あーもう、頬っぺの痛みで感覚マヒして体の痛みがわからなくなったよ」
あれ、崖から落ちたのに出血してない。
今見たら30メートルはある崖から落ちて出血すらしてないのはおかしい?
転生して僕の体が強くなったとかかな?
それにしては、さっき早奈姉さんに叩かれたとことは、ちょっと腫れてるし…
「おーい」
「おーい、また叩いた方がいいのー」
「それだけは、やめて」
「大丈夫かぁー」
「うん。」
「大丈夫だよ学兄さん。ありがとう」
「でも珍しいね、学兄さんが僕を心配してくれるなんて」
「はぁ!」
「お前が、死んだら誰が飯作るんだよ!」
あぁ、そういう事…
って言いうか。
この人達本当に僕の家族なのかな?
さっきから言ってることが家族だと思えないだけど。
でもこっからどうしよう。
この森が家の近所の森ではないことは、わかった。て言うかあんなばかでかい猪がいるってことは…
異世界か!本当に!
「ここが異世界なのか!」
と心の中で叫んだ。
「ここからどこに行けばいいのかしら?」
「早奈姉さん、それよりもうすぐで日がくれるから水と火、食料が必要だろ。」
「さすが楽兄さん、昔サバイバルサークルに入ってただけ頼りになる!」
水は皆で川を探すとかして。
火は楽兄さんがつけてくれると思うから。
「楽兄さん。」
「なんだー」
「食料は、どうすんの?キノコとか?」
「あぁーそれは、さっきお前と一緒に落ちってた
あの猪があるから大丈夫だ!」
「あ…うんわかった。」
あの猪を食べるのか…
いや待って何か背中に苔生えてるんだけど本当に大丈夫か!?
読んでくださってありがとうございます。感謝
コメントしていただけるともっと嬉しいです(* ´ ▽ ` *)