家族
「何事も一緒に乗り越えること」
これは、がんで死んでしまった母さんが
いつもように口ずさんでいた言葉だ。
僕の母、沙兎 三月は
43歳と若く死んでしまった。
女手一つで5人もの息子、娘を育てていた。
一番上から
長女の、沙兎 早奈。
長男の、沙兎 楽。
次男の、沙兎 学。
次女の、沙兎 未永。
三男の僕、沙兎 廻。
年は、早奈姉さんから
23才 23才 20才 18才 16才で
母さんが死んだのは、4年前。
4年前は、早奈姉さんがアルバイトで
楽兄さんは仕事で何とか家族5人生活していた。
今は、学兄さんも働いているし
早奈姉さんは大学卒業後IT関連の仕事を
楽兄さんもは、給料も増えたのでそこそこいい暮らしを送っている。
未永姉は、高校三年生のテニス部で
運動神経が家族の中でも一番高い。
そして僕、沙兎 廻は
高校生一年生で、部活は……やっていない。
特に運動が出来るわけでもなく、勉強も出来るわけでわない。
そぉ
ちょっと激しくラノベ好きな普通高校生だ。
家族構成以外見れば、ごく普通だろう。
僕たちにとっては、これが平凡な日常生活だ。
いや
だった。 と言うべきだろう。
今 僕たちがいるこの場所、この空間?
見渡す限り真っ白な風景。
真っ白過ぎて距離感すらつかめない。
そんな世界?にいた。
今回は、内容が少ないでが
次からメインに入っていくので またぜひ見に来てください!
冷え性なので、最近手袋導入しました。