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死んだって良いじゃない、人間だもの

はじめまして。


自分が妄想を膨らませて考えたお話です!


表現、誤字、脱字さまざまあるとはおもいますが初めての作品なので暖かい目でお願いいたします、、


多くの方に読んでいただけたら幸いです、、。


5月13日 くもり



目が覚めた

時刻は午前2時をまわっていた


なかなか悪い、妙にリアルな夢だった

ため息を大きく吐き額の汗を手で拭きながら思い出す


酔ったおじさんがクルマに轢かれそうになったので


あぶないっっ!


ドンっ!!


慌てて出てくる若いドライバー

すぐさま駆けつけた緊急車両や


なに?なに?


と湧いてきた野次馬


ざわざわするなかピクリともしない自分に


大丈夫ですかっ?!


とレスキュー隊の人、事情を聴く警察官


よくドラマとかで観たことあるシーン






を、自分は2.3メートル上から見ていた、、、




幽体離脱した夢?


なんじゃそりゃ笑


とツッコミ、テーブルのお茶を一口飲み

また布団にもぐったのだ




ピンポーン、ピンポーン、


チャイムで目が覚めた

時計は午前6時


誰こんな朝早く?宅配便?まさかな、、

大家さん?新聞の勧誘?


なんて冴えない頭で考えながら玄関の靴を踏みつけドアを開ける



一瞬ポカンとした



目の前にはグラサンをかけたオールバック金髪のチンピラ、、、いや、若いお兄さんと


ぴっちり73分けのメガネとスーツ姿の似合う30くらいの爽やか会社員風のどー見てもなかなか同時には見れない2人組だった


へ?ドッキリ?


と思った矢先、会社員風の人が口を開いた


朝早く失礼いたします

吉川武郎 (よしかわ たけろう)さんでいらっしゃいま

すか?


はい、たしかに自分ですか、、、?



この度はご愁傷さまでした、、

前世ではいきなりの出来事でさぞ、、

さぞ無念でしたね、、


はい?、、

いやいや、なんなんですかいきなり?

悪い冗談やめてくださいよ!?


朝から訳がわからない、イタズラにしてもタチが悪い

武郎は少し腹が立ってきた


しかし爽やか会社員風はそんな自分を気にとめず



つきましては、、

お車をご用意させていただきましたので一度市役所

のほうに出向いていただき、窓口のほうでお手続き

というかたちにさせてもらいます





、、突っ込みどころがあり過ぎて武郎は後半聞いていなかった



いや、だから、なんのことですか?

まずご愁傷さまでしたって、

死んだ人にいうことじゃないですか⁈

この通り生きてます!!!



と声を荒げた瞬間チンピラの若いお兄さんがグラサンから目をのぞかせ



夢、見たんでしょ?

轢かれたんでしょ?武郎さーん、、



なかなかドスの聞いた声でハッと武郎は朝がたの夢を思い出す


ほら、思い出しましたよね?

見たんですよね?は、つ、ゆ、め、!


は?

初夢??



武郎は訳がわからなすぎた



それってー、お正月のー、、

富士山とか、鷹とかー、

の、ヤツですよね?



それを聞いたチンピラのお兄さんはハイハイ出ましたと言わんばかりに鼻で笑い下をみて


まーシャバの世界はそーなんですがねー


とりあえず見たってことで、、ね?



と言いながら、かたや爽やかサラリーマンを見ると何かサラサラ紙を書いている


良く見ると




吉川拓郎


逃亡ナシー○

自覚ー○

初夢ー○



と謎の紙が見えた



なんなんですかそれ?



とは突っ込みはもう入れるほど頭は回っていなく気付いたら武郎は大人しく着替えを済ませていた



一応市役所だからとスーツに革靴だったがなにが正解かもわからず2人の待つ玄関を出た



外にはベタ過ぎるほどテカテカの黒塗りの高級車がオンボロアパートに横付けされていた



階段を降りながらキョロキョロ周りを見て


カメラマンいねーな、、



と思いつつ武郎は車に乗り込んだ



武郎は車の中で要点を思い出してみたがなにも納得いく答えが出なかった



いつもの街並みがひろがり、そこには当たり前の光景があった


24時間のコンビニ、郵便局、仕事帰りよく寄るお弁当屋さん


なにも変わらない、


なにも変わってない、




しいていうなら人がいないだけ、


早朝だから



普段なら違和感を感じたろうが

そんなこと武郎は気にも止めなかった



しかし武郎はこれから起こる意味不明、摩訶不思議すぎることをまったく知ることもなく


車は市役所に向かうのだった



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