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落第学園  作者: 雨宮ヒカル
学園との出会い~ゲームバトル~
7/13

第5ゲーム

ピンポンパンポン。

「最終ゲーム、宝探し。この校舎内に複数の野球ボールを設置した。各ボールには0、1、3、5の数字のどれかが書いてあります。この数字の合計が多いチームが1位となります。ただし、ボールを見つけるだけでは得点になりません。赤、青、黄、緑の色をしたかごが、どこかにあり、その中に入れてはじめて得点になります。制限時間は1時間。それでは、スタート。」


「みんなボールを探しつつ、かごを探して、青色のかごを見つけたら全員に連絡、青以外のかごの場所も分かったら教えてくれ。妨害できるかもしれない。全員バラバラに探そう、行くぞ。」

俺は最終ゲーム、あることを考えていた。


俺はそのまま1階に降りてきた。これかボール。0かよ。

その後いくつかボールを見つける。


5分後。

ブルルル。

着信:鈴木 里佳

青のかご3階の物理教室。


向かってる途中。

ブルルル。

着信:平山 希美

緑のかご4階、図書室。


3階の青のかごに見つけたボールを入れた後、4階の図書室に…。緑のかご、確かにあるな。


ゲーム開始から40分。

俺はモニターを見に教室へ。

「今はこうなってるのか。よし。」

平山に電話をかける。

「平山、緑のかごの前に行って、簡単にボールを入れさせるな。出来るよな?」

「…分かった。」

「俺もすぐに行く。」


平山と合流。

「残り20分。緑チームを徹底的に潰す。」

「どうして緑?赤のかごの場所も分かってるんだよ?」

「ちょっと考えがある。今、モニターを見てきた。1位はダントツで青、俺たちだ。ほかのチームはまだ裏切り者が誰か分かってないみたいだ。9人全員で参加してる俺たちに対して、ほかのチームは8人+裏切り者の状態だ。残り20分。まず俺たちの1位は確実だ。」

「それは分かったけど?」

「まぁ、終われば分かるよ。」


その後20分間、俺と平山で緑の妨害をした。

そして、1時間。

「ゲーム終了です。1度教室にお戻りください。」


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