表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落第学園  作者: 雨宮ヒカル
存在する意味~ゲームの果てに~
11/13

ポーカー

ピンポンパンポン

「第2ゲーム、ポーカー。トランプを1枚ずつバラバラに設置しました。見つけたカードが手札になります。ただし、各自持てるカードは1枚だけです。1時間後に持ってる5人のカードで勝負することになります。では、5分後にスタートです。」


「カード見つけたらその都度連絡取るか?」

「それがいいかもね。」


5分後、スタート。

とりあえずトランプを見つけないとな。


ブルルル。

相川 健吾:ハートの8。

上野 真希:スペードの6。


お、おれも1枚目。

ハートのKか。


ブルルル。

大沢 香織:ダイヤのA。

平山 希美:ダイヤの9.


これでとりあえず1人1枚か。ハートかダイヤを集めるか。


メール。

今の5人のカード:スペード6、ハート8とK、ダイヤ9とA。


ブルルル。

電話だ。

「どうした、平山?」

「ハートの7見つけたけどどうする?」

「変えなくていいよ。」

「分かった。」


その後も連絡を取り合い、30分後。

メール。

今の5人のカード:ハートKとダイヤの7、9、J、A。


残り30分。ダイヤで統一することにした。

お、ダイヤのQだ。交換。これで5人全員ダイヤを持ってる。最悪フラッシュ。


しかし、その後20分、ダイヤのカードを見つけられない。それに誰からも連絡がない。みんなも見つけられないんだろう。もしかして、相手もダイヤを集めてるのか?


ブルルル。

電話。

着信:相川 健吾

「涼太、俺ハートの10、J、Q、Aと見たぞ。お前K持ってただろ?どうする?」

「残り10分か。変えるか。見た場所は?」

「10が1階の体育館ステージ前、Jは4階の図書室、Qは1階の職員室。Aは今、俺の前にある。」

「分かった。ほかの3人には俺から伝えるから、健吾はとりあえずハートのA持っててくれ。」


そして3人に場所を教える。

俺はKを置いた場所へ。


10分後。

ピンポンパンポン。

「ゲーム終了です。結果を発表します。」

間に合ったか?


赤:ダイヤの8、10、J、K、A。


やっぱり相手もダイヤ集めてたのか。


青:ハート10、J、Q、K、A。


「よって青の勝利です。次のゲームは体育館で行います。各自移動してください。」


これで1勝1敗。次のゲームで決着。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ