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落第学園  作者: 雨宮ヒカル
存在する意味~ゲームの果てに~
10/13

階級下剋上

ピンポンパンポン

「お目覚めのようですね。」

「またゲームでもするのか?」

「その通り。ただし今回は5人1組のチームが2つ。君たちの青チームとこちらで用意した赤チーム。こちらのチームは人間の形をしたコンピューターです。3ゲームして2勝したチームの勝利、君たちが勝てば元の世界に戻れますが、負けたら、この世界からは出られないのでそのつもりで。では、早速行きますか。第1ゲーム、階級下剋上。各チームは大将1名、中将1名、少将2名、スパイ1名を決めてもらいます。大将は中将、少将には勝てますが、スパイには負けます。中将は大将に負けますが、少将とスパイには勝てます。少将はスパイに勝てますが、大将と中将に負けます。スパイは大将に勝ち、中将、少将に負けます。校内を適当に歩き回り、バッタリ出会った相手と勝負になります。なお、同じ階級、例えば中将同士が出会った場合は、相討ち扱いで両方とも負けです。勝負の結果はその都度メールで届きますので、参考にしてください。先に相手を全滅させたチームの勝利となります。では、10分間で誰をどの階級にするか決めてください。」


「涼太、どうする?」

「とりあえず前みたいにクラスメイトと争わないでいいし、裏切り者もいないみたいだ。勝つことだけを考えられる。」

「教卓にこんな紙があったよ。」

赤チームの名前と顔か。

伊藤、遠藤、加藤、後藤、佐藤。


「振り分けは?」

「誰をどの階級にするかはそんなに重要じゃない…。誰と出会うかだな。」

「涼太、大将やれよ。」

「いや、大将は上野、中将は俺、少将は健吾と大沢、スパイが平山。これで行こう。」


簡単に整理すると、

大将>中将>少将>スパイ

スパイ>大将


大将:上野 真希

中将:内藤 涼太

少将:相川 健吾、大沢香織

スパイ:平山 希美


「それでは10分経ちましたのでみなさん、校内に散らばってください。5分後にゲームスタートです。」


「まず、平山は隠れてろ。状況を見て動いてもらう。」

「分かった。」


ゲーム開始

このゲーム、スパイを倒せば大将は最悪でも相討ち、負けはない。

逆に大将を倒せば中将の負けはない。


ブルルル。

結果:大沢 対 遠藤。遠藤の勝利。


大沢は少将。ってことは遠藤は中将か大将。


ん?誰か来る。あれは…遠藤。俺じゃ負けか相討ちか。分が悪い、逃げるか。

逃げた先に加藤。

ブルルル。

結果:内藤 対 加藤。内藤の勝利。


よし、勝てたな。でも、危なかった、出会い頭だ。


ブルルル。

結果:相川 対 後藤。相討ち。


こっちは少将がいなくなったか。加藤は少将かスパイだったか。


ブルルル。

メールだ。

平山 希美:赤の遠藤、3階で確認。


遠藤3階か。ん?よし。


メール。

3階に遠藤がいる。勝負してくれ。


返信:上野 真希

了解。


数分後。

ブルルル。

結果:上野 対 佐藤。佐藤の勝利。


何?まさか移動中に接触したのか…。

ヤバいぞ。


ブルルル。

メール。

平山 希美:どうする?遠藤に勝負挑んでみようか?


それしかないか。んー…。


返信

いや、俺が佐藤を倒して遠藤と相討ちできれば勝てる。

逆に伊藤を見たら勝負してくれ。


問題は遠藤が大将なら負けだな。


ブルルル。

結果:平山 対 伊藤。伊藤の勝利。


負けた。

ブルルル。

結果:内藤 対 遠藤。遠藤の勝利。


「ゲーム終了です。教室にお戻りください。」


結果

赤:1勝

青:0勝


あと2つ絶対勝つ…。


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