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Prologue -序章-
警告
この作品には一部残酷描写が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
世界で死者が蘇るようになって七日後・・・僕はまだ生きていた。
死者は感染した血をしたたらせ生者を喰らい、喰われた者が蘇り、生者を虐殺し、喰い散らし、動く死者の仲間になり<死人>になった。
生者は比例してどんどん減り<死人>は増えていった。
自らの食料たる生者を絶滅へと追いやろうとも、ただひたすらに生者を求めて、この世界を虚ろに彷徨うだけである。
後に<世界の終り>と呼ばれる。
あの日から七日が経過していた・・・
お読みいただきありがとうございます。
更新は不定期だと思いますが、お付き合いいただければ幸いでございます。