48.闘技場4 決勝戦
ウィワクシアは実は『34.あれは…魚!?』で登場しています。
アルカエオプテリスは特別に根で攻撃できるようにしているため攻撃力が設定されています。尚、『種子』のスキルは使い方によっては無限に仲間を増やしたり種を飛ばしたりと、あまりにも凶悪すぎると思ったため大会中は廃止とさせていただきます。(いつもは逆に自分がピンチになるからやらないだけ)
「ついに今大会最後の戦いです!第904回第一世界最強生物決定戦決勝戦!」
「まずはAブロックからです。動けないというデメリットを持ちながら多くの魔法と堅牢さで勝ち上がってきた最高の木。アルカエオプテリス!」
『わーわー(あちこちから聞こえてくる歓声)』
『勝てるぞ〜』
『いけー』
「Bブロックからは、圧倒的防御力と背中に生えた棘で多くの攻撃を跳ね返し、魔法の反撃で仕留めてきた虹色の戦士。ウィワクシア!」
『わーわー(あちこちから聞こえてくる歓声)』
『今日も輝いてるね〜』
『カッコいい〜〜』
「この戦い、シエルさんはどう見ますか?」
「両者とも移動速度が終わっているため、必然的に魔法の攻防が行われることになりそうなんですが、それぞれ、アルカエオプテリスは根の攻撃、ウィワクシアは棘の攻撃という、魔法以外の物理攻撃も備えているため、その攻撃をどこで出すかが勝負どころとなりそうです」
「シエルさんありがとうございました」
「それでは、試合の前に大きさを揃えましょう。アルカエオプテリスは20m、ウィワクシアは5cmということで、ウィワクシアの方を400倍大きくします!」
デデーン
「うわっ…めちゃくちゃ大きくなりましたね。それでは試合前にステータスオープン!」
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属:維管束植物前裸子植物
種:アルカエオプテリス
名:<なし>(世界大会用・魔法タイプ)
性:なし
齢:0年
魔力:1万2230
攻撃力:1210
耐久力:6157
〈固有能力〉
<なし>
〈能力〉
『光合成』『呼吸』『植物』『維管束』
〈魔法〉
無:1〜4
毒:1〜2
聖:1〜3
強化:5、6
水:1〜3
土:1
風:1〜6
光:1
闇:1〜3
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属:軟体動物
種:ウィワクシア
名:<なし>(世界大会用・魔法タイプ)
性:雌
齢:0年
魔力:7342
攻撃力:2031
耐久力:1万4210
速さ:301
〈固有能力〉
<なし>
〈能力〉
『外骨格』『エラ呼吸』『棘』『厚鱗』
〈魔法〉
無:1〜5
毒:1、4
強化:1〜5
弱化:2
火:1〜4、6
水:1〜4
土:1〜3
闇:1
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「尚、ウィワクシアは水棲タイプですが、今回は特別に地上で呼吸できるようにしたため、バトルフィールドは平原となります」
「選手が配置につきました。それでは、試合開始!」
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試合開始と同時にまずはウィワクシアが動いた。
勿論あの鈍足で…
アルカエオプテリスは接近されるのはまずいと感じたのか、視認性がそこまで悪くない第3風魔法『風壁』をウィワクシアの眼前に、念の為第3聖魔法『聖盾』を展開。
それを見たウィワクシアは、第1無魔法『魔弾』を多重詠唱で100個ほど降らせた。
勿論アルカエオプテリスは用意していた第4風魔法『竜巻』で迎撃するが、その隙にウィワクシアは第2強化魔法『力強化』と、第5強化魔法『硬化』で素早く強化し、ついでに『風壁』を相殺しておく。
ウィワクシアの準備が整ったのを見て焦ったのか、アルカエオプテリスは周囲に第2闇魔法『闇霧』を撒き散らし、第5強化魔法『硬化』で要塞化を図る。
ウィワクシアは焦らず『闇霧』を見てすぐに第1闇魔法『闇視』を発動させ、相手が攻撃してきたときに備えて自分の後ろに第6火魔法『炎爆発』を展開させておき、同時に第4火魔法『這炎』を使って攻撃を仕掛けていく。
アルカエオプテリスは相手が止まったのを見て根で攻撃しようとするが、そこに『這炎』が襲いかかった。
『聖盾』を素通りしてくるとは思っていなかったのかとても動揺した。そこにウィワクシアからの棘攻撃が飛んできた。『聖盾』で防げるとわかっていたので慌てず反撃の第6風魔法『風玉』を展開する。
すると棘で『聖盾』が破壊された直後に、大きな火の玉『炎爆発』が飛んできた。すぐに『風玉』を向かわせる事によって、迎撃することはできたが、大きな爆風がアルカエオプテリスを襲った。
『炎爆発』を飛ばした後、ウィワクシアは何をしていたのかというと、アルカエオプテリスの頭上に第3水魔法『水弾』と第3火魔法『火矢』を無理やり組み合わせ、それを第1土魔法『土塊』で包んでまるで爆弾のようなものを作っていた。それ以外にもアルカエオプテリスを包囲するように第2火魔法『火球』や『火矢』、第2土魔法『石弾』を展開しておいた。
アルカエオプテリスは見た。周りを魔法で囲まれ、かなり絶望的な状況だった。しかし、諦めることはしなかった。『魔弾』でできるだけ魔法を撃ち落としたり、『聖盾』で対応できないものを防いだり、『聖盾』でも対応しきれない部分に対しては第2無魔法『結界』でなんとか防いだ。しかし、すぐに違和感に気づいた。ウィワクシアはその展開された後の波状攻撃を撃っているだけなのだ。もっと余裕もあるはずなのに棘も飛ばさない…
ふと気になって上に意識を向けた。何やら巨大な泥団子のようなものが落ちてきていた。
最後にウィワクシアをちらりと見ると、うまくいったことに嬉しそうにしているのが見えた…
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『わーわー(とても大きな歓声)』
「これは凄い!最後は発動寸前の『水弾』と『火矢』を土で包み、確認しづらい頭上から落とし、相手に触れると同時に水蒸気爆発を起こし、ウィワクシアの勝利です!」
『わーわー(とても大きな歓声)』
「初動で強化魔法を素早く放ち、最も防御力の低い腹から攻撃されるリスクを減らすためと、相手の『聖盾』をわざと攻撃しない『這炎』の攻撃チョイスがうまく刺さった試合だったと思います」
「アルカエオプテリスの敗因としては、通常の相手には非常に有効な『聖盾』に頼りすぎて、最初に弾幕を張って弾幕勝負にしなかったことが挙げられると思われます」
「そうですね、あと、途中で放った『闇霧』が、全く動けないアルカエオプテリスと相性が悪かったのと、ウィワクシアが冷静に対抗してきたのも命運を分けたでしょうか」
「まあ何にせよ、第904回第一世界最強生物決定戦、優勝は…ウィワクシアです!」
『わーわー(とても大きな歓声)』
『厚鱗』…小数点以下のダメージを切り捨てにし、防御力1万以上ならば一桁未満のダメージを切り捨て。鱗はどんな攻撃でも一回は耐える。(主人公らの超火力は無理)
ウィワクシアはこれで通算優勝回数が、30回の大台に到達しました。 パチパチパチ!
勿論賭け事は開催されていて、ウィワクシアのオッズは9倍ほどだったとか。
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