40.図書館
私の家はなにもないと言ったな…たしかにそれはあっているのだが、家以外にも設備が存在する。
その内の一つが「図書館」だ。
おいてある本はすべて私とシエルで書いたもので、
絵本もあるが、基本的には研究資料だったり図録だったりいう所謂記録が大部分だ。
とくに、真ん中にある一番大きい本には、これまで第一世界に生まれてきた生物の種類や生息時期、生息域、食べ物、美味しさ…などが書いており、記録している紙に次元収納機能を一枚一枚つけて、標本を入れている。
勿論生物を捕獲して標本にしたわけではなく、分析してそれを完全に再現したうえで魂がこもらないように加工したものだ。
今のところページの約4割が三葉虫で、約3割が単細胞生物、約2割が三葉虫以外の軟体動物で、他は魚や海藻、ウミユリなどが書かれている。最近魚が増えてきたので、いずれ入れ替わる可能性が高い。
数で言えば単細胞生物が圧倒的に多いのだが、詳細をたくさん書いてもイラストが小さいため1ページに2~4つ入るためどうしてもページ数が少なくなる傾向にある。その点三葉虫は、必ずと言っていいほど1ページ使い、尚且つ種の数が滅茶苦茶に多いのでこんなにページ数を使うことになったわけだ。書いている生物の大部分が絶滅しているけども。
それぞれに書いてある詳細情報はステータスボードを参考にしており、ステータスの伸び具合をグラフで表したものや、性別の偏り、生殖方法、大きさ、動く速さ、骨格の図、どんな器官があるか、習得魔法の傾向、食べ方…などなど。多岐にわたるものを書いている。
今も現在進行系で増えている。私はこの本を『第一世界生物辞典』と呼ぶことにした。
私とシエルはこの本を自由に呼び出せる。
これ以外には、そこまでたくさんまとめられた本があるわけではないが、『第一世界生物史記録』や、『複合魔法一覧』等がある。
三章完結です!四章は少し遅れて投稿します。
『第一世界生物史記録』『複合魔法一覧』は、『第一世界生物辞典』ほど大きくはないですが、聖書ぐらいの大きさはあります。
面白いと思っていただけましたらブックマーク登録と★★★★★での応援をお願いします。
なにかおかしいと思う箇所がありましたら感想でお知らせいただけると幸いです。




