35.ゲーム
実は私の家は、中身がない。
なぜかと言うと、必要ないからだ。普段いる世界とは違う別の世界を作ってそこで暮らしている。
では普段何をしているのかと言うと、布団でゴロゴロしたり、シエルとゲームしたりしている。
ゲームと言っても将棋やチェスなどのボードゲームだ。時々シエルが作った配下も呼んでワイワイやっている。
「ジェネシス様〜、もうちょっと手加減してくださいよ〜」
「いやいや勝負に手加減は不要だろう…」
「いやーそこの銀を動かさないだけでいいんですよ。それ以外だったら良いです!」
「はぁー…仕方ないな…それぐらいなら良いぞ。ほれ」
「やったー!それじゃあこうします!」
「ふむ…じゃあこうするかな!」
「え…ちょっ…ちょっと待ってくださいよー!」
「ふっふっふー待たないぞ。さっきハンデを食らってやったではないか」
「うう〜降参です…」
「ふっ…今日も私の勝ちだな!」
「ぐぬぬぬぬ〜…ならば次はこっちです!」
「お、人生ゲームか…」
「勿論ルーレットは適当に回してくださいね!」
「そんな事はわかっている。ただ…私に勝てるのか?」
「うるさいですねぇ…ほらさっさとやりますよ!ほらあんたたち来なさい」
シエル配下の天使が3人ほどくる。
「3人体制で私を補助するのです!」
天使たちはとても誇らしげな表情をしている。
「そんなことはどうでもいい。いくらでもかかってこい!」
…因みに15万5872回やって今のところ12万487勝で勝ち越している。今日はちょっと負けそうな気がする。
2章完結!なんですが、インフルエンザにかかってしまったため、3章の投稿は少し遅れます。『神なき世界の創世記』をよろしくお願いします。
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