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時わたりの薬
じゃあどうやって50年前から来たのマジで？
「フフッお父さん今そんな事を思っていたでしょう？結論から言えば師匠や美さん達に少し改良して貰ったのを少し隠していてね！もう未来では完全に破棄されているけれど関東の仙人様方と私とお父さんで厳重に保管してたんだよ」
あー…あの人達が協力したら大丈夫だわなんせ堂々と町中で闇市しても韋駄天の如く警察から撒いたり証拠は一切残さないプロもちらほらいるからなあ
あ、師父は特に逃げ上手。過去に愛刀を警官に没収されてからそして各地を転々とする度に職質を回避してきたから磨きが掛かったんだよね…
「じゃあ俺は世界を滅ぼす悪にならずに済むのか」
「そうだよ！それにいくつもの賞を受賞しているよまあ、私がこれから未来を変えるから全て無くなるけどね」
真の魔王は直ぐ側にいないかなこれ
「…因みに50年の俺の髪はその、、」
俺の家系は代々禿げる運命がある特に長男…くっ、なるべく酸性雨や余分な紫外線を遮断するために傘を携行してはいるが、なにぶん汗かきなもので頭皮のダメージは気にする。
「あっはっはっ！確かにいっきに抜けて焦っていたよでも髪の治療も発展してるから大丈夫だよー」
「いっきに？え、マジで徐々にとかではなくいっきに？もう少し詳しく教えて貰えないそこんとこ！！」
「駄目だよ未来が変わったらわからないし、それに…ぷっ、、くふふ」
おい、何故笑う
「今は未来がどうとか関係ない問題は髪抜けかただ！おい、本当に詳しく聴かせてお願い、ねえ？聞いてる？」
髪も無いのかなんと無慈悲な…
