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自称俺の娘は未来を変えたい  作者: tukumo
未来の娘と修行生活
34/34

何はともあれ俺歓喜

「おお…!」


 春のある晴れた平日の午前は10時過ぎ俺は依頼した我が家のリフォームの様子を観にきた



「あ、山村さんどうですか予算内で少し広めに設してましてこの通り後はインフラを整えるだけになりましてって聞いてます?」



 しゅごい!え、えーなにこれぇ~



「あのう山村さん?何か不備がございましたかね?」



「ハッ!いいえそんなあまりにも立派にして貰ってお恥ずかしながら年甲斐もなく気分が高揚しておりまして_」



「わっはっは!嬉しい御言葉ですね我々現場の者や設計やら手配した業務の方々も引き続き最後までしっかりと遂行させて貰います!あ、そうだ地下室観ていきます?」 



「え、造れました?」


 予算と地形的に地下室は難しいって云われてたから思わぬサプライズじゃないか



「はい我々もつい全力を出したくなってしまいましてね地下室は特にあらゆる災害から護れるようぶっちゃけますと建築の大半はそちらに注いだくらいですよ」




「観たいです!」



「ではご案内致しますまだ一応フローリングや塗装もありますし生コンの部分もありますのでヘルメットと長靴だけ着用お願いします__ではご案内致しますね」




 ~閑話休題~



 結論から云うと地下はまさに浪漫の塊であった流石建築の大半を注いだだけあって 窓もないのに丁度よい湿度で真っ暗でもない。

 そしてなにより親方さんの話では核シェルターにもなるんだとか、なんだよもう浪漫と実用性兼ね備えるとか最高かよ!いや、最高だった核が飛ぶ事が今後あるかもしれんしね…

 それにおっさん的には某ゲームみたいでわくわくするんすわ






 「__って感じで来月には完成するらしいんだがどうせなら家具や家電慎重して部屋も割り当て用かなと最終的には夏迄には住みたいな」




 その日の夜、娘×2と猫の姿で聞く天仙に今後について報告




「えー…またあの山奥暮らし?学校もバイトに通うのも面倒くさくなる」



「親父ぃ…あたしもあんな辺鄙な場所に住むのはどうかと思うぜそりぁ推しグッズとか自分の部屋があるなら一面に飾ってクフフッ」




「そうじゃなあなら私が代わりに留守番してやってもよいぞ?定期的に掃除しておくから別荘として使えばよいのではないかのう?」




 え…俺のわくわくとは裏腹に乗り気でない?



「キュウセン等がそう望むならうーん…因みに美さん本当に定期的に掃除していただけるんですか」

 


「む?まるで信用してないくちぶりだが…任せろ私の家事スキルはそんじょそこらの家政婦なんぞよりも格が違うわ格がのう」



 そりゃあ定期的に本国へ帰されては説教受けたり遣いっぱしりされたり道場で何でもやらされてたらなあ…



「確かにそうでしたね美さんの家事スキルは懲りずに堕落しては汐小姐さんに他道場の方々に媽祖マーズー様に叩き直されるだけありますね」



「うむ事実ではあるがなそんなしょっちゅう強制的に帰郷しとらんよ?私だって一応天仙だぞ修練は欠かしとらんわ」



 少なくても数年に一回はやらかして汐小姐にバレて数ヵ月間財産没収の船旅から説教やら雑念祓わされてふらふらになって戻ってきますよね…




「まあ美さんになら家を任せられますね定期的にお酒やら持ってきますが、勝手に賭場とか開いたり脱衣麻雀とかしないでくださいよ?一応あの山奥人があまり来ない場所でも厄介な神や妖はおりますんで」



「うむ善処はするまあ任せろ」


 


 その曖昧な宣言ですと不安がとれないんですがねぇ、、大丈夫かな家を壊す事は絶対ないって信じられるからいいか



「そういやキュウセン、美さんに嫁さん修行して貰ったらどうだ?派遣辞めたろ日雇いとかやらなくていいから家事全般と裁縫とか色々教えて貰ったらどうだ?」



「…美姐、その頼める?」



 お?素直に懇願するとは珍しい



「成人した九ちゃんに花嫁修行を?…独身の私にできるのかのう?」



 あ、独身だったんだ…美さんの謎が十数年振りにひとつ知れたなあ




「実はあたし美姐の様な身内には豪快で頼もしい姿に憧れてたんだ家事も裁縫も繊細な美姐に教わりたい」


 やっぱりこっちの娘が美さんにべったりか何だか微笑ましいな



「親父ぃ…なにほくそ笑み浮かべてんだよ?」



「別に~?」



 まったく可愛らしいやつめとほくそ笑むのは仕方ないんだよなあ



「のう八仙、成人しても九ちゃんは可愛いと思わんか」



「ええ、そらもう可愛いですねただ難儀な性格なもので本来の愛らしさを理解できずに男達はそんなに関わらないのでしょう」



 下心ある野郎は別だろうがなそんな奴らは自分で解決してるのがまた立派だな



「なにこっ恥ずかしい事を坦々と語ってるんだよ!もう寝る!」



 そういうと部屋へ行ってしまった



「天の邪鬼とまではいかんがそこがまたぐっとくるのう」



 美さんの言葉選びはあの師父と仲良くなるはずだと納得する




「お父さん、美姉さんわたしもそろそろ寝るね」



 時刻は22時早寝早起きのこちらの方の娘にとっちゃもう眠気で限界



「ああ、お休み引き続きこのアパートで暮らそうな」



「うん此処が気に入っているから助かる」



「九ちゃんこんな時間まで起こして済まんのう」



「ううん、美姉さんに家を任せて貰えるってわかって安心したよじゃあおやすみなさい」



「「おやすみ」」




 まあ日常はあんまし変わらんけど修業生活を続けよう


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