ジェネレーション…
未来からやってきた自称俺の娘は出会ってから一週間昼夜問わず隙有らば襲ってきていたが軽くあしらって差し上げた。
あと、自称娘だがやはり俺の娘だと思い知らされた何せ俺の周りの人と交流あるみたいだし師父から教わった技術はもろにそれだ。
俺の黒歴史を吐露してきた時は流石に手加減して軽く殴って暫く気絶してさしあげた。
どうせ未来で特に美さんが面白がって言いはなっているんだろうな…
そして、それから数日経ち俺が晩飯はなに作ろうか思案していると娘が質問してきた。
「ねぇお父さん、中学生の頃六角◯児に似ていたって本当?」
ニヤニヤとテーブルで俺に問う娘…
「誰からそんなデタラメきいたんだ?」
六角◯児に似てると行ったのはただ一人、
そしてそのネタを腹抱えて笑い転げたものが一人、、
「最初は美さんから、でもたまに誇張することもあるから話し半分だったけれどおばあちゃんが学生証を見せてくれたから間違いないよね!」
ニチャァと汚ねぇ笑みを浮かべる娘
あらかじめ現物(当時の写真)を見ていたうえで質問するとはたちが悪い
「…フィジカルはあったから、結構動けてたから」
「似てはいたんだね!プププッ!」
くっ…
「あ、師匠と美さんから伝言があったんだった!」
「未来の師父と美さんから?」
なんだろう良い修行相手になるなとかかな
「えっとね…」
ガサゴソと懐から1通の封筒を出す。
「伝言は師匠は『互いに修行相手になるな』美さんは『時を駆けた親子対決私も見てみたいのう』って言っていたよ!」
「師父も美さんも高々50年くらいなら変わってないなあ…あれ、伝言ならじゃあその封筒は?」
「あ、この封筒の中は書類だよ過去の世界でも身分証明やら必要でしょう?偽造だけれど年代合わせて貰ったのこれでこの時代の学校に通える!」
え、学校!?50年後の娘は高校二年生で17歳とか言っていたから…
「あーどうせ手続きとかはもうしてあるんだろうけれど、過去に戻って迄は学校通うか?」
「通うよ!だってこの時代の高校生って制服あるから楽しみ!」
「ん?未来の高校には制服はないの?」
「有るけれど、幼稚園から大学まで皆、私服だよそれに職場も殆んどが私服…制服作る人というか世界の人工が減少と物価高で正規の値段でもこの時代より5倍以上くらい高いよ。」
なにそれ怖い…ジェネレーション云々処ではないじゃん。