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自称俺の娘は未来を変えたい  作者: tukumo
未来の娘と修行生活
17/30

年末会議を始めます

「これより年末会議を始めます我が家の財政、または兵糧の在庫、年明けはどう過ごすかを話し合おう」


 俺は手を組み、こたつで娘らに問う


「はい!年明けは初詣となんでもいいからファッション系の福袋やってみたい!」



 ほほう高校となるとやはり福袋もお洒落に気を遣う御年頃になるのか


「あたしは酒飲んで寝正月だなどうせどこも人混みいっぱいだし新年早々群れるなんて馬鹿じゃないの?」



 ほうほう…大人になった(おまえ)は何処かやさぐれてしまっているが本来の正月を満喫しようとしていて俺は悪くないと思う




「まあ食糧は買い込んだし、お節はないが正月らしく豪華な食事は用意してある。初詣は陽ちゃんといかないのか?」



「そっか!陽ちゃん誘ってみる!」



 青春を謳歌しているキュウセンはまあ友達とわちゃわちゃすることだろう



「じゃあ俺も婿探しの方のキュウセンと家でぬくぬくしようかねぇ」



「あん?喧嘩売ってんのか親父ぃ…」



 食って掛かってくるからついつい…ね(笑)



「取り敢えず今年の支払いは終らせたし国への申告手続きも終えた、後はもう新年迎えてもだらだらするだけ、みんな思い思いに過ごしなさい」



「いえーい!」


「端からそのつもりだよ」



 さて…お茶でもいれますかね



「あ、そういえば大人のキュウセンよマッチングアプリなら玉の輿狙えんでね?」



「もう複数のサイトでや、やってるんだよ!」



 行動力はあるようだがその反応をみる限り…



「なんか、、ごめんいい相手見つかるといいな?」



「ぐぎぎぃ…なに哀れみの目でこっちをみるんだよ!やめろよ親父、らしくなくてキモい!」



 キモい!?面と向かっていわれるとこうもスパッと切れ味よくメンタル斬れ伏せられるものだねぇ



「まあ、お茶いる人~」



「はーい」「…あたしは熱燗頼む」



「はいよ~熱燗かあまだ昼過ぎだけど俺も一杯ひっかけようかなあ」




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