組み手組み手の手加減なしパート2
「どらあ!」
「…重たい一撃だなあ」
冬将軍が日本を占領する今日この頃60年後の九仙と組手しております。
寒いからこうして身体を動かすと否応なしに暖かくなるから暖房代節約になるし、鈍った身体をほぐせるから一石二鳥だね
「へ、あたしが攻めに転じた技が得意なのは知ってるよな?」
「まあななんせ学生の九仙は攻めてばかりで隙があるってアドバイスしてやったくらいだし」
「親父ぃ…究極の攻撃はただひたすら攻めに転じることだぜ」
学生から10年間で脳筋に仕上がってない?
「まあそういうならおもいっきり掛かってこい本当の攻めは無駄な力を使わない」
「よっしゃあ死にさらせぇ!どらあー!」
「握り拳には掌でこう!」
「!?」
真っ直ぐ突き出した正拳は手のひらで叩き落とすからの
「鞭打だあ!」
「いっ!痛ってえええええっ!」
鞭打まあ激しいビンタですわ、人間あの痛みはなれないからね拷問でも鞭を使うのはそんな理由もあるとかないとか
「ふっ、どうよ九仙お前に子供ができたらお尻ペンペンは有効だぞその前にいい男掴まえないとな」
「余計なお世話だくそ親父!つうか手加減なしで普通ビンタお見舞いするか?女のお尻になんて事してくれんだよ!」
顔面とかは骨折するかもしれんじゃん…
「俺が叩き込んだけつなら筋肉と脂肪しかないだからちょっとじんじんするくらいですむだろうが」
ケツはいいぞもし通り魔に刺されそうになったらなるべく刃物をケツに誘導させろ筋肉と脂肪しかないから止血して病院行けばすぐ退院さ
「くそったれぇ…おら!どらせいっ!」
「おお、拳と蹴りのコンボいいね素晴らしい」
「まだまだ、おらおらおら!」
「ぐ、ラッシュ!?重い、一撃一撃が重いからこのままでは防ぎきれんッ」
凄まじい連撃!そして圧倒的持続する拳の嵐息一つ上がってない…
「おらおらおら…おらぁ!「グヘッ…」ふぅスッとしたぜ親父を殴るとこうも気分が軽やかになるんだなあ」
「いててっ血の涙もねぇなあハッハッ…」
俺も、油断していたまだまだだなあ