父と娘と娘
アルファポリスにて最近投稿を再開しました
なのでこちらに投稿をするのは遅れるかもしれませんがどうぞ緩利とお読みくださると幸いです
拝啓未来の俺へどうなったら50年後と60年後の未来の娘から詰問されなくちゃいかんのだろうか?
「お父さん、取り敢えず約束破ったからちょん切ろう?」
高校生(50年後)の娘はテーブルにハサミを置く。
「まあ待て、10年前のあたし、このクソオヤジには聞きたいこともある今気絶させられたら困るからな」
麻酔いや、せめて神経麻痺させてから切らせて貰えないかなあ…
「で、親父ぃ…これはどういうことなのか自分の口で説明してくれよぅ」
27歳独身(60年後)の娘は相手は誰かを説明を求めてくるのだが…
「2人とも先ずはどうか落ち着いて聞いて欲しい、、そもそもな話し俺は今三十路だそれと二人のキュウセンの間に矛盾がしょうじているのに気がついていないか?」
「矛盾?」「は?この期に及んで逃げようって?」
50年後から来たキュウセンと暫く暮らしていたらある疑問が確信へと変わった。
「どうもな、俺が交わった女とその期間また存在しない話を以前から疑問に思っていてな」
「どういうこと?」「はんっ!さっさと云えよ」
そう俺の人生はこの道に過ぎないが…
「パラレルワールド…は知っているよな?未来現在過去が同時並行で進んでいるようにまた山村八仙も複数並行世界で同時に生きている」
「つまりお父さんは私たちは未来から来た娘でも違った世界線から来たって云いたいの?」
「そうだ、所々にな行ってもない店の話とかまだ開発段階の薬の話も合ったものでキュウセンと話していたら疑問に思ってな」
「…じゃああたしは?60年後の未来から来たあたしもまた違う並行世界から来たって云いたいのか?」
「少なくも60年後の方はまだ確証が持てんが暫く暮らしていた50年後から来たキュウセンはそうだと云える。」
「そんな…でも平行線って途方もないくらいあるじゃん」
少なくても人独りの在る世界線は途方もない
「まあ、どちらにせよ《《存在》》しているからなんだ暫く二人ともこの世界線の俺と暮らせばいいじゃん?どうせ時わたりの薬も作ってみたかったし」
まあ一人が少々寂しくなったのが本音
「…親父、この時代の結婚相談所に付き添って貰えるか?」
そう60年後から来た大人の九仙はなにやら分厚い書類を俺に手渡して言う
「…お前も美さんや汐小姐に頼んでこの時代で暮らせるようにしてあるの?端から住むき満々じゃん」
心のそこから笑った喜んだ
「う、うるさい!一度帰ったけれど中々いい出会いがなかったんだよ!」
「先に言っておくがこの時代の野郎はどいつもこいつもいざというときに頼りにならねえぞ?どうだろうか一度派遣でこの時代で働いて男を探してみたらオフィスラブ?なんかそういうの狙えよ」
婚活なんぞ高い金払っても相手は妥協しないと成婚しないしなまだ二十代なんだしギリなんとかいい男捕まえそうなんだよなあ
「デリカシーのクソもねぇなクソ親父!」
「取り敢えずその口の聞き方直そうか俺は構わんが社会の男どもは嫌がる女友達と腹割って喋るときとかは受けそうだが…」
60年後の未来でも絶対友達には恵まれてそうだなw
「お父さん…私もその、、居ていいの?」
「なにを今さら満足するまでこの時代に居ろ高校生活満喫したいだろう?お友達だってできたんだ」
こいつらを元の時代へ返すのは娘達の意思に任せよう
「うん!そういえば陽ちゃんが今週末の土曜日ウチで泊まらせてもいい?」
お友達とお泊まりとか…青春だなあ
「そうだないいけど夕飯はどうする?作ろうか外食にしようか?」
「陽ちゃんと外食してくるよ」
「そうかじゃあ客用の布団干して置かないとな!…ところで60年後から来たキュウセンはどうする?」
「どうするって?」
「いや…仮住まいとはいえウチの部屋二つしかないんだわ」
「じゃあお親父の部屋暫く借りるわ」
俺の部屋が占領される?
「あたしが布団、親父は押し入れOK?」
なに屈託のない笑顔で…ふぅ、、
「取り敢えずお前が就職するまではそれで」
「あん?働いたら一人暮らしさせるのか?」
え、27歳でなに言ってるんだこいつ
「いい大人がなにいつまで実家暮らししようとしてるわけ?そんなんだから結婚できねぇんじゃ…あ、はいなんでもありません」
60年後は目力だけで人を殺れるそう思ったので後で日記に記しておこう