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プロローグ
本条 新 27歳独身彼女無し
僕はさっき死んだ。
僕は社畜だった。
完全に入った会社を間違えた。
だが転職しようにも時間がなかった。
朝8時に出勤し、帰宅は1時休日はほとんど無い
そんな生活を大学卒業し、5年続けてきた。
そんな生活を繰り返したおかげでの過労死だ。
何故僕は生まれて来たのだろうか?
何故僕は勉強をして来たのだろうか?
何故僕は生きているのだろうか?
そんな事を考えて来た人生だ
死んだらもっと後悔や未練が残るかと思ってたが案外何もない。
むしろ解放されて嬉しさすら有る
今までの苦悩が嘘のように晴れる
奴隷からの解放。その事実が実体さえない僕の中を駆け回り幸福感に満たしてくれる。
『あぁ神様、出来る事ならもう一度人生やり直させては下さいませんか?』
この幸福感に満たされている今なら何でも出来る気がしていた。
この時はまだ、
更新速度は早く無いと思いますが気長に楽しんでください!