表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/79

新たな武器と、初顔合わせ。

「私の父は25年前の隣国との戦争に参加しました。残念ながら敗北し、撤退を余儀なくされましたが、その時、1頭のドラゴン国王陛下にが襲いかかって来たのです。父はこの剣を使ってドラゴンに戦いを挑み、討伐に成功しました。

それ以降この剣は[龍滅剣]の名で呼ばれるようになったのです。」


長い説明を終えて、俺に剣が渡される。とてもでかい。全長が俺の身長以上の大剣だ。


「うお…重たい……」

「この剣、お父さんの大切なものなんだろう?なんで、俺なんかに渡そうと思ったんだ?」

「父はドラゴンを討伐した時重傷を負ってしまって、重いこの剣はもう持てなくなってしまいました。それで、[龍滅剣]の新たな持ち主を探していたんです。」


成る程、そこでギリメが新たな持ち主として、俺を推薦したのか。




「タケルさん、これから私の家に行きましょう。両親があなたに会ってみたいといっていたので。家に話はつけているので、すぐに行けますよ。」


着いた。見上げて、そのスケールの大きさに言葉を失ってしまった。デカい、とてもデカい。


「私の父はこの都市を治める領主なんです。因みに、さっきまでいた所がこの国の首都で、父の収めるこの地はその隣にあります。」


「さ、早く行きましょう。両親が首を長くして待ってますよ。」


邸に着くまでに何人もの使用人がいた。これだけ多くの人を雇える大貴族、ギリメの両親とは、一体どんな人なのだろうか。緊張で身を固くしながら、ギリメと共に邸の中へ入っていく。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ